横アリ「@ JAM」アイドル130組10時間熱狂ライブに幕
2015年9月5日 23:00
15 音楽ナタリー編集部
8月29日に神奈川・横浜アリーナにてライブイベント「@JAM EXPO 2015」が開催された。
トークライブなどもあわせて総勢130組ものグループが集結した「@JAM EXPO 2015」。横浜アリーナ内の大小さまざまな7つのステージでアイドルによる熱狂的なライブパフォーマンスが繰り広げられ、集まったおよそ1万2000人ものファンを10時間にわたって楽しませた。
メイン会場のストロベリーステージでは人気のアイドルグループが立て続けに登場。トップバッターの私立恵比寿中学は「売れたいエモーション」「ハイタテキ」「仮契約のシンデレラ」などのナンバーで朝一番からアリーナを熱狂の渦へと誘う。8人はラストに「永遠に中学生」を高らかに歌い上げて、今年の「@JAM EXPO」を最高の幕開けでスタートさせた。午前のステージでは乙女新党、ひめキュンフルーツ缶がステージを盛り上げたほか、LinQが9月9日にリリースするニューシングル「LinQuest~やがて伝説へ…」を歌唱。また秋山ゆりかが卒業し4人体制となったチャオ ベッラ チンクエッティは、4人でも変わらぬ熱量のライブを繰り広げオーディエンスを大いに沸かせた。
午後のステージは妄想キャリブレーションからスタートし、清 竜人25、ゆるめるモ!と目の離せないラインナップが続く。ゆるめるモ!はライブ中にアリーナに飛び出し、縦横無尽に走り回ってファンと触れ合った。今年初のストロベリーステージとなったGEMと夢みるアドレセンスも気合い十分のパフォーマンスを見せつける。GEMは「Do You Believe?」、夢アドは「Hi! Summer Dreamer」で一体感のある振りを行ってアリーナを盛り上げた。また新体制となった愛乙女★DOLLは7人で息ピッタリの「High Jump!!」を繰り出し、9月13日に東京・渋谷公会堂で開催されるワンマンライブへの意気込みを語った。
ステージを魔法の世界へと誘ったアフィリア・サーガ、木下こころが体調不良のため3人でのステージとなりながらもトップギアのパフォーマンスでアリーナを盛り上げたnanoCUNE、「ダンスサミット ネイキッド」で新たな楽曲を武器にした東京パフォーマンスドールのライブを経て、イベントもいよいよ折り返しを迎える。ここでCheeky Parade、さくら学院、ベイビーレイズJAPAN、PASSPO☆がアリーナをさらに熱くさせるライブを展開。チキパは新曲「M.O.N.ST@R」「カラフルスターライト」を畳みかけ、色とりどりの扇子でステージに華を添える。さくら学院は今年度の生徒たちでは初披露となる「Hana*Hana」と新曲「マセマティカ」などを歌い上げてキュートな笑顔を振りまいた。続くベビレは「JUMP」「S.O.K」「ベイビーレイズ」といったロックナンバーを連投し、会場の熱気を上昇させたところでエモーショナルな「夜明けBrand New Days」「SMILE」を届けてPASSPO☆にバトンをつなぐ。ベビレに負けじとPASSPO☆はロックナンバー「WANTED!!」で対抗。オーディエンスと"WANTED"のダンスを行い一体感を演出したクルーは、続けて新フォーメーションの「Pretty Lie」や「くちゃLOVE」「HONEY DISH」を繰り出し、ラストは「マテリアルGirl」でアリーナを1つにまとめ上げた。
今年の「@JAM EXPO 2015」のナビゲーターを務める晏美蘭は、この日限りで解散ということで最後のパフォーマンスを実施。3人は「girls@party」を歌い上げ記念撮影したあと、翌日に行われる後夜祭イベントにも出演することをサプライズでアナウンスした。スペシャルコラボタイムでは、アップアップガールズ(仮)、山口活性学園 アイドル部による「アッパーカット!」、つりビット、DIANNA☆SWEETによる「踊ろよ、フィッシュ」、アイドルネッサンス、Party Rocketsによる「17才」、drop、乙女新党、TPD DASH!!による「LOVEマシーン」がそれぞれ届けられ、レアな組み合わせでアイドルファンを楽しませた。
いよいよイベントも終盤に突入。iDOL StreetのトリはSUPER☆GiRLSが務め、ノリのいい「ギラギラRevolution」「イッチャって♪ ヤッチャって♪」でアリーナを大いに盛り上げる。メンバーはラストに「EveryBody JUMP!!」でオーディエンスと大きくジャンプし会場を揺らした。さらにそのままiDOL Streetのグループがステージに集結し、全員で人気ナンバー「恋してYES~これが私のアイドル道!~」を歌唱した。続いて登場した9nineは惜しげもなく人気曲を連投。最新曲「MY ONLY ONE」に加えて「SHINING☆STAR」「Re:」「Evolution No.9」を繰り出し、最後は「困惑コンフューズ」でタオルを振り回してさわやかな風をアリーナに吹き込ませた。
佐藤綾乃の「ストロベリーステージ、行くぞー!」の掛け声とともに熱狂的なライブを開幕させたアプガ。この夏、幾度となくライブを盛り上げてきたキラーチューン「アッパーレー」を投下した7人はアリーナを熱狂の渦へと誘う。さらにメンバーは「アッパーカット!」を歌いながらスタンドの通路になだれ込み、そのままアリーナの外周を走り始める。全力疾走しながらも歌うことを止めないメンバーにオーディンスはエールを送り彼女たちを奮い立たせた。そしてストロベリーステージの大トリにはでんぱ組.incが登場。ほかのステージがすべて終了し、大勢のオーディエンスが集まったメインアリーナで彼女たちは「W.W.D」からライブをスタートさせる。「ちゅるりちゅるりら」「おつかれサマー!」でさらに会場を熱くさせた6人は「最高でした! ありがとうございます!」と感謝の言葉を笑顔で伝えた。そして古川未鈴は「昔から『@JAM』にはお世話になっていて、こんなに広いところでライブをさせてもらえるのは本当にうれしいです! そしてピンキーは今回@JAM ALL STARS 2015としてもがんばらせてもらってます。きっと来年も開催できるように、そんな願いを込めて歌います!」と曲フリし「Future Diver」を熱唱してライブを締めくくった。
すべてのグループのライブが終了したストロベリーステージに再び晏美蘭が登場。そして天野なつ(LinQ)、岡本真依(ひめキュンフルーツ缶)、藤咲彩音(でんぱ組.inc)、村上来渚(GEM)、渡邊璃生(ベイビーレイズJAPAN)の5人からなる@JAM ALL STARS 2015を呼び込む。藤咲は「5人で合わせるのは本番が初めてなんです!」と明かしてオーディエンスを驚かせるも「精一杯楽しみます!」と宣言。本日の出演グループがステージに集まったところで5人は「@JAM」のテーマソング「夢の砂~a theme of @JAM~」を高らかに歌い上げ、イベントは大団円で幕を閉じた。
なお今年のトークステージではアイドルによる写真投稿アプリ「CHEERZ」が「CHEERZ EXPO」と銘打ったプログラムを実施。現在「CHEERZ」に参加しているアイドル24組80名以上が集結し、自己アピールを行ったほかフリーのハイタッチ会を実施してアイドルファンとコミュニケーションを楽しんだ。
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