絢香、結婚後初ライブで小田和正と念願のデュエット

昨日4月22日、日本武道館で行われた「コスモ アースコンシャス アクト アースデー・コンサート」に絢香が出演。結婚発表後初となるライブパフォーマンスを披露した。

「アースデー・コンサート」は、毎年「世界アースデー」の4月22日に開催されているライブイベント。毎回人気のアーティストが登場し、音楽を通じて地球環境の保護と保全を呼びかけている。

2年連続の「アースデー・コンサート」出演となった絢香。ステージでは開演と同時に、絢香とアルピニスト野口健が千葉・浦安市明海小学校6年生と行った記念植樹の模様が映像で流された。その後絢香が登場すると、会場は一気にヒートアップ。絢香はまず「おかえり」「愛を歌おう」を立て続けに熱唱した。

そして、絢香は先日の結婚報道を指し「お騒がせしましたという感じですが、これからも1つ1つを頑張っていきたいと思いますので、変わらず応援よろしくお願いします」と挨拶。集まったファンからは暖かい声援が送られた。

ライブ中盤には、ヒマラヤ登頂中の野口健の姿が衛星生中継された。絢香が「こちらは盛り上がってますよ～」と熱気溢れる会場から呼びかけると、野口は「こっちは寒い……」とコメント。野口は標高5000mの地点でも雪が溶けている様子を目にし、地球の温暖化を実感したという。ユーモアを交えたわかりやすいエピソードで、環境問題を考えようというメッセージを客席に伝えた。

ちなみに、この日のステージの模様はTOKYO FM及び全国JFN系38局、そして世界29か国のラジオ局で生放送されていた。そのため大きな緊張を抱えていたという絢香だが、この日シングルリリースされたばかりの新曲「夢を味方に」「恋焦がれて見た夢」をはじめ、大ヒットナンバー「I Believe」「三日月」、そしてアリシア・キーズ「イフ・アイ・エイント・ガット・ユー」のカバーなど全14曲を歌い上げた。

さらにアンコールでは、スペシャルゲストとして小田和正が登場。突然の豪華ゲスト登場に会場からは大歓声が上がった。このコラボは絢香の熱いラブコールで実現したもので、ステージでは絢香のリクエスト「生まれ来る子供たちのために」と「たしかなこと」を2人で歌い、会場内を大きく沸かせた。

ラストは絢香が友達に向けて書いたという未発表新曲「みんな空の下（花王「アジエンス」CMソング）」。美しいバラードで大盛り上がりのイベントを締めくくった。