西島大介の音楽プロジェクト、DJまほうつかいが初のピアノソロアルバム発表

マンガ家・西島大介の音楽プロジェクト、DJまほうつかいによる初のピアノソロアルバム「Last Summer」が本日8月12日にリリースされた。

大人になるまで楽器経験がなかったが、娘が通うピアノ教室の送り迎えをきっかけに2006年に初めてピアノに触れ、やがて自作曲を書きためるようになったという西島。これまでDJまほうつかい名義でミックスCDなどを発表してきたが、彼が演奏や作曲を主体に音楽を表現するのは今作が初となる。アルバムの内容は彼のマンガの世界観を音楽に反映させたかのような、静寂さと郷愁が同居したソロピアノ集。ピアノの音だけで作られたシンプルな構成による、はかなくも美しい13曲が収録される。また今作は初回出荷分のみ、西島による直筆のドローイングが封入されている。

なお彼はDJまほうつかい名義での活動10周年を記念して、8月15日に静岡・ヴァンジ彫刻庭園美術館でピアノコンサート「すべてがちょっとずつ優しい世界」を開催。吉田隆一（B.Sax）、石塚周太（G / detune.）とともに演奏を行い、映像をALi（anttkc）が手がける。当日は美術評論家・松井みどりとの対談や、作品集「くらやみ村のこどもたち」収録作品の展示も実施。定員は200名で、チケットの購入申し込みは静岡・クレマチスの丘コミュニケーションセンターが電話にて受け付けている。