さくら学院「発明の授業」で“学校にあったらイイもの”制作

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さくら学院が昨日8月9日に東京・Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASUREにて、公開授業イベント「発明の授業」を開催した。

「なんでもヘルメット」のテストをする倉島颯良と黒澤美澪奈。

「なんでもヘルメット」のテストをする倉島颯良と黒澤美澪奈。

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「発明の授業」1時限目の様子。

「発明の授業」1時限目の様子。[拡大]

2015年度初となる公開授業イベントはメンバーを入れ替えた3部制で実施。今回の講師はデジタルメディアプロデューサーや発明家などさまざまな顔を持つジョセフ・テイムで、彼は事前に生徒たちを発明品「チョコレートディスペンサー」を使って6組のペアに分け、それぞれに「予算1000円で『学校にあったらイイもの』を作ろう!」という宿題を与えた。今回の授業はその宿題で考案した「学校にあったらイイもの」を組み立てて、会場に集まった父兄(さくら学院のファン)にプレゼンするという形で行われた。

流暢な英語でジョセフ・テイムと会話する日高麻鈴と、その横で黙々と作業を続ける吉田爽葉香。

流暢な英語でジョセフ・テイムと会話する日高麻鈴と、その横で黙々と作業を続ける吉田爽葉香。[拡大]

1時限目には磯野莉音・白井沙樹ペア、日高麻鈴・吉田爽葉香ペアが出席。磯野・白井ペアは掃除当番を公平に決める装置「Let's ルーレット!!」、日高・吉田ペアはテスト中に鉛筆をワンプッシュで取り出せる装置「ミラクル♪えんぴつ!はんばいき」というアイテムを「組立」「テスト」「修正」「飾り付け」という工程を踏みながら制作していく。ジョセフはそれぞれのアイテムがよりよいものになるように、持参した木材やおもちゃなどを発明品にプラス。生徒たちはジョセフや担任の森ハヤシの手助けを受けながら、それぞれの発明品を完成させた。

「Let's ルーレット!!」をプレゼンする白井沙樹と磯野莉音。

「Let's ルーレット!!」をプレゼンする白井沙樹と磯野莉音。[拡大]

プレゼンする際に生徒たちはさくら学院の部活動の1つ、科学部 科学究明機構ロヂカ?の衣装である白衣やメガネを装備。研究員姿の生徒たちは寸劇を交えながら、面白おかしく発明品を紹介した。磯野・白井ペアはプレゼン中に掃除当番仕様の「Let's ルーレット!!」の盤をMt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASUREの客席の列が記されたものに変更。ルーレットで選出した来場者にサイン入りの「Let's ルーレット!!」をプレゼントした。小等部の日高・吉田ペアはオーバーサイズの白衣を身にまとい、父兄のハートをわしづかみに。2人が「ミラクル♪えんぴつ!はんばいき」を一生懸命プレゼンすると、客席から大きな拍手が送られた。

「落し物なら任せて!」のテストをする山出愛子、麻生真彩。

「落し物なら任せて!」のテストをする山出愛子、麻生真彩。[拡大]

2時限目に出席した山出愛子・麻生真彩ペアは机から物を落としてしまったときに使用するミニサイズのクレーン「落し物なら任せて!」、岡田愛・藤平華乃ペアは授業中に居眠りをしても起きているように見える「私、ねてません!メガネ」を制作。山出・麻生ペアは100円均一店でそろえた材料とジョセフの私物のモーターを使い、「さくら建設」と書かれたピンクのミニクレーンを完成させた。もう一方の岡田・藤平ペアは開いた目の写真をメガネに貼り付け、その上にテグス付きの閉じた目の写真を上部だけ固定。そのテグスを引き上げることでまばたきしているように見える仕様のメガネを制作する。彼女たちはジョセフのアイデアでワイヤーを使ってみるもうまく可動させることができず、組み立てに難航してしまった。

「私、ねてません!メガネ」をプレゼンする藤平華乃と岡田愛。

「私、ねてません!メガネ」をプレゼンする藤平華乃と岡田愛。[拡大]

1時限目と同様に2時限目の生徒たちも白衣姿でプレゼンを実施。岡田・藤平ペアは開いた目の写真を貼り付けたメガネ、眠そうな目の写真を貼り付けたメガネ“5時間目用メガネ”、そして組み立てに苦戦した“まばたきメガネ”という3種の「私、ねてません!メガネ」を紹介した。山出・麻生ペアは山出が「落し物なら任せて!」を操作し、床に落ちてしまった消しゴムを見事に机まで引き上げる。山出のうしろでその様子を見守っていた麻生は「素晴らしいでしょ!」と成功したことを大喜びしていた。

「なんでもヘルメット」を組み立てる黒澤美澪奈と倉島颯良。

「なんでもヘルメット」を組み立てる黒澤美澪奈と倉島颯良。[拡大]

この日最後の授業となった3時限目には大賀咲希・岡崎百々子ペア、倉島颯良・黒澤美澪奈ペアが登場。大賀・岡崎ペアはポンプを一度分解して組み立て直し、ストローとチューブをプラスした給水アイテム「ラックンゴックン」を、倉島・黒澤ペアはさまざまな機能を搭載したヘルメット「なんでもヘルメット」を制作した。中等部2年の倉島・黒澤ペアはグルーガンや結束バンドなどを駆使し、テキパキと作業を進めていく。2人は麦茶の入ったペットボトルやジョセフに借りたプロペラなどを黄色いヘルメットに固定していった。大賀・岡崎ペアは複雑な構造のポンプをバラすところから作業を開始。パーツを逆につけてしまったり、水をこぼしてしまったりしつつもなんとか「ラックンゴックン」を完成させた。

ジョセフ・テイムのサポートを受けながら「ラックンゴックン」を組み立てる岡崎百々子と大賀咲希。

ジョセフ・テイムのサポートを受けながら「ラックンゴックン」を組み立てる岡崎百々子と大賀咲希。[拡大]

先に発表をした大賀・岡崎はポンプの中にリンゴジュースに見立てた酢を入れ、それを森に飲ませるといういたずらで会場を笑わせる。森の前に「ラックンゴックン」を使った岡崎は何食わぬ顔で酢を飲んでおり、「しゃっくりを止めるときにいつも飲んでる」とカミングアウトして父兄を驚かせた。この日最後にプレゼンをした倉島・黒澤ペアはコント調の寸劇を行いながら「なんでもヘルメット」を紹介。「鉛筆を装備できる」「麦茶をいつでも飲むことができる」「扇風機で涼しい風を発生させることができる」「鏡で身だしなみをチェックできる」「消しゴムを飛ばして近くの席の男の子と急接近できる」という5つの機能を「ってことは……?」「便利ー!」という声を上げながらプレゼンし、父兄を爆笑させた。

さくら学院は9月27日に東京・TSUTAYA O-EASTにてワンマンライブ「さくら学院 2015 ~放課後 ナンバーマジック~」と「さくら学院 2015 ~白井沙樹、父兄を代表して魅せちゃいます!!~」を開催。10月31日、11月1日に東京・赤坂ACTシアターにて恒例行事「さくら学院祭☆2015」を実施する。

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さくら学院 2015 ~放課後 ナンバーマジック~

2015年9月27日(日)東京都 TSUTAYA O-EAST
OPEN 13:15 / START 14:00

さくら学院 2015 ~白井沙樹、父兄を代表して魅せちゃいます!!~

2015年9月27日(日)東京都 TSUTAYA O-EAST
OPEN 17:30 / START 18:15

さくら学院祭☆2015

2015年10月31日(土)東京都 赤坂ACTシアター
[1回目]OPEN 17:00 / START 18:00

2015年11月1日(日)東京都 赤坂ACTシアター
[1回目]OPEN 11:30 / START 12:30
[2回目]OPEN 17:00 / START 18:00

※日高麻鈴の「高」ははしご高が正式表記です。

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