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竹達彩奈、盛りだくさんのバラエティ生誕祭「あやテレ」で感謝届ける

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花束を抱えた竹達彩奈。

花束を抱えた竹達彩奈。

竹達彩奈が6月20日、東京・山野ホールにて自身のバースデーイベント「Ayachi Birthday 2015 あやテレ」を開催した。

2013年6月の初ワンマンライブ以降、毎年6月にはファンとの交流を楽しむバースデーイベントを開いている竹達。今年は彼女自らのリクエストにより、架空のテレビ局「JOTKTT『あやテレ』」をモチーフに、昼夜2公演ともにバラエティ色豊かなステージが繰り広げられた。

開演前のステージ上には、大きなスクリーンにテレビ放送休止中のカラーバーを思わせる映像が映し出されており、開演時刻になると「こちらJOTKTT『あやテレ』、JOTKTT『あやテレ』! ただいまより本日の放送を開始します」という竹達のアナウンスが流れる。そして「みんなー! 準備はいいですか? それじゃあ行くよ! あやテレ、スタート!」の合図とともに、まずはニッポン放送・吉田尚記アナウンサーが舞台上へ。吉田アナがこの日の主役・竹達を呼び込むと、観客は大きな拍手と歓声で迎え入れた。なおスクリーン上に常時静止画で映されていた「あやテレ」のロゴに描かれた謎のキャラクターは竹達自身の手によるもので、同じ6月23日生まれの織田信長を描いたという。

イベントは吉田アナのMCのもと、テレビ番組のようなコーナーを重ねつつ進行。昼の部では竹達改め“あやもんた”が竹達にまつわるクイズを出題する「あやオネヤ」、竹達がオリジナルレシピ「あやち丼」作りに挑戦する「AYA'Sキッチン」が“放送”された。夜の部の1本目「AYASUKE! 筋肉番付」では、竹達がウサギの耳を付けての「ウサ耳!ぴょん復幅跳び」、犬に扮して柔軟剤の匂いを嗅ぎ分ける「竹達流!くんくん!柔軟測定」、ネコ耳姿で客席にボールを投げる「どこまで飛ぶかにゃ!? ボールにゃげ測定」に挑戦。それぞれ規定の測定値に達しなかった場合は、各動物のキャラクターになりきり恥ずかしいセリフを読む罰ゲームが用意されていたが、竹達はすべての競技で惨敗してしまう。声優としてのポテンシャルを遺憾なく発揮しつつも照れまくる竹達の姿に、観客は大喜び。コーナー2本目の「あやちのできるかな!?」は竹達がクレヨン画と粘土細工にチャレンジし、何を創作したのか観客が当てたら竹達にご褒美が与えられるというシステムで、竹達の芸術センスとファンの直感力が試された。結果は見事2連勝で、竹達はご褒美の焼き肉券とアイスギフト券のみならず、「筋肉番付」の景品だったチョコレートもゲットした。

バラエティ番組風のコーナーに続いては、吉田アナが竹達にまつわるニュースを発信する「あやテレ発」へ。「竹達彩奈、痛恨のミス! 服に値札を付けてお出かけ!」といったホットな情報が淡々と読み上げられたあとは、どこか聴き覚えのあるBGMに乗せて音楽番組「TAKETATSU STATION」がスタートした。サングラス姿の司会者・吉田“ヒサモリ”の紹介を受けた竹達は、バンドメンバーの小林俊太郎(Key / WaJaRo)、沖井礼二(B / TWEEDEES)、原“GEN”秀樹(Dr / NORTHERN BRIGHT)、シミズコウヘイ(G / カラスは真っ白)とともにスタンバイ。夜の部のライブは2ndアルバム「Colore Serenata」からのナンバー「永遠にキミのことを愛したいと言わせて」で幕を開けた。続いて竹達が指揮棒を掲げると、デビュー曲「Sinfonia! Sinfonia!!」へ。強力なバンドサウンドとシンクロするスクリーン映像でポップな世界観を作り上げた。

2曲を終えたところで、竹達は改めて会場のファンに挨拶し、バンドメンバーを1人ひとり紹介した。メンバーと楽しいやりとりをするうちに、沖井、小林、シミズの3人はなぜか前半の「AYASUKE! 筋肉番付」に登場した動物の耳を付けて演奏することに。予想外に付け耳の似合う男性陣に囲まれた竹達は「ボーカルあやちと森の仲間たちの曲を」と、そのまま「Yes-No」を披露した。ゆかいなほのぼのムードから一転、続くバラードソング「HIKARI」では、竹達はあふれ出そうな涙をこらえながら熱唱。観客は白いサイリウムで会場を染め上げた。最後まで歌い切った竹達は「この曲を歌うといつも泣きそうになっちゃう。1stライブのときは本当に号泣して、何も歌えない姿が映像に残ってるんですよ。あれが本当に恥ずかしくて。これはいかがなものかと、泣きすぎだろうお前と客観的に思っていて、今回はちゃんとみんなにありがとうを伝えたいなと思いました」と「HIKARI」に込めた思いを伝えた。

ライブ後半戦、「次は私の大好きな、とっておきの曲を」と告げた竹達が歌ったのは、テレビアニメ「魔法騎士レイアース」のオープニングテーマとして1994年に大ヒットした田村直美の「ゆずれない願い」。この曲は子供の頃から大好きでよく歌っていたという竹達だが、彼女は自身が声優として出演したテレビアニメ「神のみぞ知るセカイ」でキャラクターソングとしてこの曲をカバーしている。彼女はこの歌詞に描かれている主人公のひたむきな思いに、現在の自身の心境と重なる部分を感じたことから、今回のセットリストに「ゆずれない願い」を加えたという。そして「ここからはラストスパート!」と宣言すると、竹達は自身のアッパーチューンを連発。「わんだふるワールド」「CANDY LOVE」「ライスとぅミートゅー」を畳みかけ、にぎやかにステージを終えた。バンドメンバーと一列に並び、手をつないで観客に挨拶すると、竹達の背後には花束を抱えた吉田アナの姿が。それを受け取った竹達は、花束に顔をうずめながら思わず涙ぐみつつ「素敵な大人に、26歳になれるようにがんばるので、これからも……これからも付いてきてください! よろしくお願いします」と感謝の言葉を述べると、場内は温かい歓声に包まれた。

本日6月23日に26歳の誕生日を迎えた竹達。Twitterではハッシュタグ「#竹達彩奈生誕祭」「#竹達彩奈生誕祭2015」でファンから続々と祝福の声が寄せられている。

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