SHAKALABBITS、リリパで「“最強のインディーズバンド”に」

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SHAKALABBITSが6月13日に神奈川・横浜BAYSISにてワンマンライブ「『Climax』Release Party!!!」を開催した。

SHAKALABBITS「『Climax』Release Party!!!」横浜BAYSIS公演の様子。

SHAKALABBITS「『Climax』Release Party!!!」横浜BAYSIS公演の様子。

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UKI(Vo)

UKI(Vo)[拡大]

Climax

SHAKALABBITS「Climax」
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これは彼女たちが5月13日に発売したシングル「Climax」のリリースを記念して行ったもの。バンドは6月6日に愛知・池下CLUB UPSET、翌7日に京都・京都MOJOでもワンマンライブを実施し、各地のファンを盛り上げた。

満員のファンが待ちかねるフロアにおなじみのSE「ROLLER COASTER -CubismoGraficoMix-」が鳴り始めると、前方にオーディエンスが押し寄せる。1人ずつステージに登場してファンを煽ったバンドは、TAKE-C(G)による軽快なカッティングが印象的な「88 ROYAL SKA」でライブをスタートさせた。その後4人は「WIN! FIGHT! KICK THEIR FUCKIN ASS!!」のシンガロングが響いた「GO」、爽快なビートで場内にスカダンスを起こした「Pivot」と人気曲を立て続けに投下。「今日は30曲くらい演るのでよろしく!」とUKI(Vo)が予告すると、会場には驚きと喜びの声が上がる。

TAKE-C(G)

TAKE-C(G)[拡大]

UKIはニューシングルの表題曲「Climax」について「人を疑ったり、自分のことを疑いがちだったりするかもしれないけど、でもいろいろあったからこそ『信じることにしたんだ』っていう気持ちで『Climax』という曲を書きました。自分に期待してみんなに期待して、一緒にすごくいい世界へ行きたいなって思うので、“クライマックス”へ連れていき合いましょう。片方でできることではないんでね」と述べ、MAH(Dr)のカウントから「Climax」へ。たくさんのオーディエンスの手が挙がる中、UKIは熱のこもった歌声を届けた。「人は眠って起きたら新しい自分に生まれ変わってるんじゃないか? 毎日が誕生日なんだ」という思いを込めたとUKIが語った「BIRTHDAY」の演奏前、彼女は「今日本当にお誕生日の方いますか?」とフロアに呼びかける。バンドは手を挙げたファン2人に向けて、オーディエンスとともに名前入りで「ハッピーバースデートゥーユー」を届け、会場を温かい空気で包んだ。その後バンドはヘビーなアンサンブルを響かせた「Circadian Bird」、ムーディなサウンドにUKIの妖艶なスキャットが映える「IT'S OUR SECRET」でガラッと場内の空気を変え、観客をさらにSHAKALABBITSの世界へと引き込んでいった。

YOSUKE(B)

YOSUKE(B)[拡大]

本編終盤、彼女たちはグルーヴィな演奏で観客のクラップを誘った「mommy's back?」、TAKE-Cが攻撃的なリフを繰り出した「JELLY FISH」を続けて披露しフロアの熱気を高めていく。自分たちで立ち上げた会社「Hallelujah Circus Inc.」が設立1周年を迎えたことをファンに報告したUKIは「みんなをいつでも元気にさせたいなあって思っているので、私たちはいろいろやりたいことだったり、自分たちにできることを“最強のインディーズバンド”としてやっていきたいと思いますので、皆さんついてきてください!」と言い、声高に「Jammin'」を歌唱した。本編の最後にファンへ感謝の気持ちを伝えたのち「みんないろいろお仕事とか勉強とかそれぞれにあると思うけど、私たちもみんなのことをすさまじく応援していますから! みんなで大きな声で『ポビーとディンガン』を歌いましょう!」と彼女が声を上げると、SHAKALABBITSとファンとの絆を歌った「『ポビーとディンガン』」がプレイされる。オーディエンスは合唱したり、隣の人とハイタッチしたりと思い思いに楽曲を楽しんだ。

MAH(Dr)

MAH(Dr)[拡大]

鳴り止まない「SHAKALABBITS」コールでTAKE-C、YOSUKE(B)、MAHが再度ステージに登場。フロアに降りたYOSUKEは、MAHのベースとTAKE-Cのドラム演奏に乗せて、自身を囲んだオーディエンスとともに京都MOJO公演で誕生したという“バナナダンス”を踊り出した。ひとしきり盛り上がったところで、遅れてステージに登場したUKIは「何かあったの? どうしたの?」ととぼけながら笑う。そして「『Climax』のリリパだしもう1回くらい演ってもいいんじゃない?」とのUKIの提案から、バンドは2度目の「Climax」へ。その後彼女は「次はすぐに始まってすぐに終わっちゃう曲だからね、準備はいいですか!?」とオーディエンスを煽り、4人はひさびさに披露するというアッパーチューン「A MAN CAN ONLY DIE ONCE!」を演奏。そして「MONSTER TREE」では観客が大きなサークルを作り、「COMEBACK ANYTIME」では激しいモッシュが巻き起こるとともにクラウドサーファーが続出した。パフォーマンスを終えた彼女たちは観客との記念撮影や乾杯を行い、アットホームな雰囲気の中ステージをあとにした。

SHAKALABBITS「『Climax』Release Party!!!」横浜BAYSIS公演の様子。

SHAKALABBITS「『Climax』Release Party!!!」横浜BAYSIS公演の様子。[拡大]

なおSHAKALABBITSは3カ所で行われた「『Climax』Release Party!!!」の中で新たなシングル(タイトル未定)をリリースすることを告知。9月5日の横浜BAYSIS公演を皮切りに実施するワンマンツアーは「Climax」とニューシングルを携えたものとなる。

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SHAKALABBITS「『Climax』Release Party!!!」
2015年6月13日 横浜BAYSIS セットリスト

01. 88 ROYAL SKA
02. GO
03. Pivot
04. SO EXCITED!
05. CAN'T ESCAPE THE CHOCOLATE SYRUP
06. Soda
07. head-scissors
08. Climax
09. I'll miss havin' ya 'round tonight
10. Synchrotron Rec Machine
11. mademoiselle non non
12. THAT THING YOU DO!
13. BIRTHDAY
14. Circadian Bird
15. MutRon
16. IT'S OUR SECRET
17. NACHO ROLL
18. mommy's back?
19. JELLY FISH
20. SPICE!
21. Jammin'
22. 星空の下で
23. ROLLIE
24. 「ポビーとディンガン」
<アンコール>
25. Climax
26. Hello World
27. Raise up
28. A MAN CAN ONLY DIE ONCE!
29. MONSTER TREE
30. COMEBACK ANYTIME

SHAKALABBITS ONEMAN TOUR

2015年9月5日(土)神奈川県 横浜BAYSIS
2015年9月12日(土)広島県 ナミキジャンクション
2015年9月13日(日)京都府 京都MOJO
2015年9月19日(土)愛知県 名古屋CLUB QUATTRO
2015年9月20日(日)大阪府 UMEDA CLUB QUATTRO
2015年9月22日(火・祝)福岡県 DRUM Be-1
2015年9月23日(水・祝)岡山県 CRAZYMAMA 2nd Room
2015年9月26日(土)宮城県 enn 2nd
2015年10月3日(土)北海道 CLUB DUCE
2015年10月17日(土)栃木県 HEAVEN'S ROCK Utsunomiya VJ-2
2015年10月18日(日)群馬県 高崎club FLEEZ

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※記事初出時、公演情報に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

読者の反応

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シュウ@ポケモンスカーレット @69wa4yu

この間分からなかった曲は
『A MAN CAN ONLY DIE ONCE!』というのか。
インディーズ盤のみか…
RT @natalie_mu: SHAKALABBITS、リリパで「“最強のインディーズバンド”に」 http://t.co/vFR2T5l972

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