昨日6月1日、
ライブ当日は彼らのデビュー30周年記念日。約9年ぶりの日本武道館公演となったこの日は全国から1万1000人のファンが集結し、バンドの“30歳”を祝った。
白を基調とした衣装でステージに登場したメンバー4人は、1曲目に「夏を待ちきれなくて」を披露。前田亘輝(Vo)は「ようこそ! 今日は6月1日。このバンドは1985年の6月1日にデビューしました。今日がTUBEの30歳のバースデーになります!」と挨拶し、ファンから大きな拍手を浴びた。さらに6月17日リリースの2枚組オリジナルアルバム「Your TUBE+My TUBE」のうち、幅広いアーティストからの楽曲提供を受けた「Your TUBE」の曲を披露する。ここでは広瀬香美が楽曲提供した「おかげサマー」、怒髪天が手がけた「夏番長」と2曲の新曲を演奏した。前田は広瀬からの曲提供について「一番夏が似合わないと思う、この人が夏の曲を作ったら面白いだろうなって思って一番最初にオファーをしました」と語り、怒髪天についても「我々とキャリアがほぼ一緒、ロックンロールバンド。一度も絡んだことがありませんでした。彼らがTUBEをリスペクトして作ってくれたナンバー」と紹介した。
また、メンバーのセルフプロデュースによる「My TUBE」からは「ドラスティック湘南」と「裸足のラッキーガール」を演奏。TUBEらしいサウンドでファンを楽しませる。続く「きっと どこかで」「プロポーズ」はストリングス隊を加えたパフォーマンスを披露し、会場を感動に導いた。その後も「SUMMER DREAM」「夏を抱きしめて」とヒット曲を連発。メドレーコーナーではファンにはおなじみの伊藤一義をコーラスに迎え、メンバーと息の合ったトークとハーモニーを披露した。
アンコールでは今年リリースしたシングル「いまさらサーフサイド」、さらに6月2日発売のニューシングル「SUMMER TIME」を演奏したTUBE。最後のMCで前田は「今日の武道館もそうです。それから毎年みんなが遊びに来てくれる、暑いキツい野外スタジアムもそうです。負けそうになりながら一生懸命やってる我々に、みんながパワーを与えてくれたから、ここまでやってこれたんだなっつくづく感じます。月並みな言葉だけど、本当にみんなありがとう! そして、これからもよろしく!」と、オーディエンスに向けて感謝を述べた。
TUBEは6月5日より全国ツアー「TUBE LIVE AROUND 2015 Your TUBE+My TUBE」を開催。6月17日発売の「Your TUBE+My TUBE」に続き、7月15日にはベストアルバム「BEST of TUBEst ~All Time Best~」をリリースする。
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