山下達郎、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞

26

3004

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 391 311
  • 2536 シェア

山下達郎が「第65回 芸術選奨文部科学大臣賞」の大衆芸能部門・大臣賞に選出されたことが明らかになった。

山下達郎とは?

1953年生まれ、東京都出身のシンガーソングライター。1972年にシュガー・ベイブを結成し、1975年にシングル「DOWN TOWN」とアルバム「SONGS」でデビュー。翌1976年のバンド解散を経て、アルバム「CIRCUS TOWN」でソロデビューを果たす。1980年に発表したアルバム「RIDE ON TIME」が大ヒットを記録し、以後日本を代表するアーティストとして数々の名作を発表。1982年に竹内まりやと結婚し、彼女のアルバムをプロデュースするほか、KinKi Kids「硝子の少年」、嵐「復活LOVE」など他アーティストへの楽曲提供も数多く手がける。また代表曲「クリスマス・イブ」は1987年から30年連続オリコンランキング100位以内を記録し、ギネス世界記録に公式認定された。2009年には細田守監督によるアニメ映画「サマーウォーズ」の主題歌として「僕らの夏の夢」を書き下ろし話題に。2011年に13thオリジナルアルバム「Ray Of Hope」を発表し、2012年には初のオールタイムベストアルバム「OPUS ~ALL TIME BEST 1975-2012~」をリリースした。2015年3月に「第65回 芸術選奨文部科学大臣賞」の大衆芸能部門・大臣賞に選出され、同年10月から2016年4月にかけて35都市66公演の全国ホールツアーを実施。2019年11月には木村拓哉主演のドラマ「グランメゾン東京」の主題歌を収録したシングル「RECIPE」をリリースする。

山下達郎

山下達郎

大きなサイズで見る(全2件)

「芸術選奨文部科学大臣賞」は芸術各分野において優れた業績を挙げた者もしくは、その業績によってそれぞれの部門に新生面を開いた者を選奨し、大臣賞および新人賞を贈ることで芸術活動を奨励するもの。山下は昨年開催したツアー「Maniac Tour~PERFORMANCE 2014~」において、バンドを率いての生演奏による自然発生的な要素を加味した柔軟な演奏を展開し、高い歌唱力やその存在感を示したことを評価されて受賞した。また、シンガーソングライターやプロデューサーとしての実績、ポップス史研究者として一般への紹介における貢献度も受賞理由として挙げられている。

山下は今回の受賞を受けてコメントを発表。「商業音楽は演者一人では成立しません。今回の褒賞も、多くのスタッフのサポートと、リスナーの皆さまのご支援の賜物です。ありがとうございました」と自身のスタッフやファンへの感謝の思いを明かしている。

なお山下をはじめ各受賞者には賞状および賞金が贈られる。贈呈式は3月18日。

この記事の画像(全2件)

読者の反応

Freeman @freeobligation

これは素晴らしいですねー。ソロとしても40年近くのキャリアがある達郎さんがこういう賞を受賞する。やっぱり1つのことを続けていくことが大事だなと。【山下達郎、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞】 - 音楽ナタリー http://t.co/RaztGNPvVE

コメントを読む(26件)

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 山下達郎 の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。