quasimodeビルボードで万感の演奏「前に進むため」活動休止へ

3

112

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 65 48
  • 10 シェア

quasimodeの活動休止前最後のライブ「quasimode Live "HOT and COOL"」が2月28日に東京・Billboard Live TOKYOにて開催された。

「quasimode Live "HOT and COOL"」Billboard Live TOKYO公演の様子。

「quasimode Live "HOT and COOL"」Billboard Live TOKYO公演の様子。

大きなサイズで見る(全2件)

2001年の結成から10年以上にわたって日本のクラブジャズシーンを牽引し、「さらなる飛躍へと進む方向性を模索するための時間が必要」との理由から活動休止を宣言したquasimode。「quasimode Live "HOT and COOL"」はこれまでの活動でゆかりの深い名古屋ブルーノート、Billboard Live OSAKA、Billboard Live TOKYOの3カ所を回るツアーで、1stセットを「Hot Side」、2ndセットを「Cool Side」と銘打ちバンドの集大成といえるステージを展開した。

ステージ上にはメンバーの平戸祐介(Key)、松岡"matzz"高廣(Per)、須長和広(B)、今泉総之輔(Dr)に、岩本義雄(Sax)と川崎太一朗(Tp)を加えた計6名が登場。quasimodeが提唱してきた“踊れるジャズ”が存分に堪能できるセットリストで、1stセット、2ndセットともに満員の会場は総立ちで彼らの演奏に熱狂する。

リーダーの平戸はMCで「休止とは言っても、本当にメンバーそれぞれが前に進むための前向きな結論。ぜひこれからもそれぞれを応援してほしい」と語り、ファンから歓声と拍手を受ける。2ndセットのアンコールではquasimodeの初期作品のアレンジや演奏に携わった米村守(Sax)と福山光晴(Tp)が飛び入りで参加し、バンドのデビューのきっかけになったというタビー・ヘイズの「Down In The Village」を披露。温かな雰囲気のままライブは幕を閉じた。

なお、このライブの音源をパッケージしたライブアルバムが5月にリリースされる予定。会場に足を運んだ人もそうでない人も、ファン必携の作品となりそうだ。

この記事の画像(全2件)

quasimode「quasimode Live "HOT and COOL"」
2015年2月28日 Billboard Live TOKYO セットリスト

1st(Hot Side)

01. Relight My Fire
02. The Man From Nagpur
03. Mode of Blue
04. Ipe Amarelo
05. Young Black Hourse
06. Havana Brown
07. Whisky's High
<アンコール>
08. Smoke Gets In Your Eyes

2nd(Cool Side)

01. Catch The Fact
02. Jeaninne
03. Overjoyed
04. Seven Colors
05. Ant Soldier
06. Afrodisia
07. The Land of Freedom
<アンコール>
08. All Is One
09. Down In The Village

全文を表示

読者の反応

  • 3

yumi@mayqueen @high_sohigh

かずくんのクオシモードの活動休止前のライブ、ビルボード大阪でもあったのに、すっかり忘れてました…(/ _ ; )。 またどこかで見れるかしら。http://t.co/JKuJGzHk6S

コメントを読む(3件)

リンク

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 quasimode の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。