HEROメジャー時代のボツ曲「Not Title」、満を持してリリース

HEROが両A面シングル「『Not Title』 / タオルの神様」を本日2月4日にリリースした。

前作「ゼロ」 から約4カ月ぶりのシングルとなる本作は、彼らがメジャーレーベルからインディーズレーベルへ移籍して初の作品となる。表題曲の1つ「『Not Title』」は読売テレビ「にけつッ!!」のエンディングテーマで、疾走感あふれるサウンドとJIN（Vo）の感情的なボーカルが印象的なナンバー。メジャーレーベル時代に作品化されなかった楽曲がもとになっており、当時「ボツ」と言われたサビは生かし、認められていた箇所を変えたという。SARSHI（G）はこの曲について「マイナーコードのビジュアル系っぽいスタイルを狙った曲」とコメントしている。もう1つの表題曲「タオルの神様 ～血迷ったシリーズ Part1～」はテレビ朝日「お願い！モーニング」2月度エンディングテーマソングとして使用されている楽曲で、グッズのタオルの販売促進効果を狙った“物販ソング”だ。

シングルはTYPE A、TYPE B、Loppi・HMV限定盤の3形態が用意されており、それぞれに異なるカップリング曲を収録。TYPE Aでは「『Not Title』」、TYPE Bでは「タオルの神様 ～血迷ったシリーズ Part1～」をそれぞれSARSHI、YU-TA（B）、yusuke（Dr）の演奏陣が歌唱したバージョンを聴くことができる。このバージョンについてYU-TAは「僕らのほうがソウルフルな歌です。魂はかなり込めてます!!」、yusukeは「僕らはソウルを大事にしてるので。そこは讓れないですね」と自信をのぞかせている。

HEROは2月よりワンマンツアー「リトライ」を開催する。ツアーは2月14日の東京・TSUTAYA O-WESTから7月5日の東京・TSUTAYA O-EASTまで全30公演。メジャーデビュー以降、ライブ本数を抑えてきたことへの反動でこの本数に至った。各地のライブでバンドの熱い意気込みを感じられそうだ。