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津野米咲も審査参加、若き4組のグレハンオーディション完結

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「BAND ON THE RUN」審査員とファイナリストたち。

「BAND ON THE RUN」審査員とファイナリストたち。

昨日12月14日、GREAT HUNTINGが主催するバンドオーディション「BAND ON THE RUN」の公開ライブ審査が東京・原宿アストロホールにて開催され、ファイナリスト4組の中からヘンショクリュウが最優秀バンドに輝いた。

多数の応募の中からファイナリストに選ばれたのは、スライディングが普通の歩き方、パワープラネット、ヘンショクリュウ、yonigeの4組。審査員には、亀田誠治、木村豊、島田大介、そしてサプライズで「ちょっと勉強しに……」と赤い公園の津野米咲(G)が参加した。会場では一般のオーディエンスと審査員4人がステージを見つめる中、4組が順にライブを行っていく。

各バンドは数曲のパフォーマンスとMCからなるステージを見せたあと、司会のグランジ遠山とアフタートークを展開し、審査員から直接感想を聞いた。ポップでキャッチーな音楽性を持った5人組バンド・パワープラネットには、亀田が「MCで自分たちのことを『ポップバンドです』って言ったでしょ。これってなかなか言えないんですよ。まずそのスタンスに拍手を送りたいと思いました」と述べ、2人のMCやギター、ベース、ドラム、シンセサイザー、サックス、“表現”などのパートを擁するヒップホップ集団・スライディングが普通の歩き方には、木村が「楽曲にいろんなジャンルがミックスされてて、映像を作る側としてはすごい想像力が湧きました」とコメントする。

3組目を務めた、大阪で活動する3人組ガールズバンド・yonigeは「原宿! おしゃれなクソビッチを倒しに来ました、よろしく!!」と威勢よく挨拶。その衝動的なステージングを観た津野は「すごくわかるなと。本当にクソビッチが多いんですよ(笑)」と共感を覚えた様子。そしてラストは、ファンク、ブルース、レゲエといったブラックミュージックを軸に、カントリーやロックなども織り交ぜた結成約1年のスリーピースバンド・ヘンショクリュウ。フロントマンのハギハラ“ZINE”ヂーノ(Vo, B)は亀田主催のベーシストコンテスト「亀田杯」で最終審査に進んだ経験もある実力者だが、亀田は「まさかこういうバンドをやってるとは知らなかった。みんなの演奏がねちっこいですよね」と驚いていた。

その後、ゲストバンドのMrs.GREEN APPLEのライブを経て、選考を終えた審査員たちとファイナリストがステージに集結。司会が「最優秀バンドは……ヘンショクリュウ!」と発表すると、本人たちは喜びをあらわにし、場内に大きな拍手が響き渡った。マイクを向けられたハギハラ“ZINE”ヂーノは「優勝するつもりで来たんですけど、実際不安もあったので、すごいうれしいです」と口にした。

最後に亀田が選考理由と総評をコメント。「本当に4組とも素晴らしくて、今後ここではない形でも見ることになると思います。ヘンショクリュウに関しては、グレハンらしいねっていう、ここでしか出てこないアーティストだと思うのと、僕らが(プロジェクトを)手がけるので僕らチームも思いきり発揮できるという理由で、実は満場一致で決まりました」と話した。今後ヘンショクリュウは審査員のサポートで音源、映像、グラフィックを制作。メジャーデビューに向けたプロジェクトがスタートする。

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