Base Ball Bear、小出20代最後のライブで「二十九歳」ツアー終幕

Base Ball Bearが11月29日に東京・Zepp DiverCity Tokyoで全国ツアー「二十九歳」の追加公演を実施した。

最新アルバム「二十九歳」を携え、9月から全国23公演を行ってきたベボベ。Zepp DiverCity Tokyo公演はツアーの最終公演で、さらに小出祐介（G, Vo）の20代最後のライブということもあり、多くのファンが会場に足を運んだ。

「何才」「アンビバレントダンサー」「PERFECT BLUE」という「二十九歳」収録曲が立て続けに披露されてスタートした本公演。中盤からは「STAND BY ME」「十七才」など、過去のナンバーも織り交ぜられながら進行していった。そして「changes」が演奏されると、ライブはクライマックスへ。バンドは「CRAZY FOR YOUの季節 」「UNDER THE STAR LIGHT」とアッパーなナンバーを畳みかけ、壮大な「光蘚」へとつないでいく。そして熱のこもった演奏で「魔王」を披露し、本編を締めくくった。

アンコールでは小出が「俺は『四つ打ちロック』という呼び方が嫌いだけど、あえてこの曲は『四つ打ちロック』のクラシックと呼ぼう」と話し、バンドのメジャーデビュー曲である「ELECTRIC SUMMER」を投下。さらに「カナリア」と続け、小出にとって20代最後のライブを大盛り上がりの中終了させた。

ベボベは2月4日に東京都・渋谷CLUB QUATTROでコンセプトライブシリーズ「LIVE IN LIVE」の第1回を開催。3月には新規ツアー「二十九歳＋一」が開始される。