キャプテンズからケイ伯爵が脱退、アーバンギャルドに加入

ザ・キャプテンズから2015年3月いっぱいでケイ伯爵（Key）が脱退し、同年4月よりおおくぼけい（Key）としてアーバンギャルドに正式加入することが明らかになった。

2012年10月からザ・キャプテンズに加入し、特異なキャラクターとインパクトのあるステージングで人気を集めていたケイ伯爵。彼は2011年よりおおくぼけい名義でアーバンギャルドのサポートメンバーを務めており、昨年からレコーディングにも参加していた。

ザ・キャプテンズとアーバンギャルドのオフィシャルサイトでは、本人および両バンドのリーダーである傷彦（Vo, G）と松永天馬（Vo）のコメントが掲載されている。今回の脱退および加入について、ケイ伯爵は「キーボーティスト、ミュージシャンとして更に広く深く表現を追求したい」という自身の意志によるものだと語っている。

ザ・キャプテンズは11月23日にライブ会場限定シングル「メロメロ」をリリースしており、現在この作品のリリースツアー「失神サーキット2014-2015～メロメロ～」を開催中。さらに2月から3月にかけて、「シングル曲オンリー」「GSカバーオンリー」などテーマの異なるワンマンライブを日本各地で実施する。

ケイ伯爵（ザ・キャプテンズ）コメント

ザ・キャプテンズのファンの皆さんへ

ザ・キャプテンズをいつも応援いただきありがとうございます。
私、ケイ伯爵からご報告があります。

私、ケイ伯爵は2015年3月いっぱいをもって、2012年から約二年間在籍したザ・キャプテンズを脱退することになりました。
理由は、キーボーティスト、ミュージシャンとして更に広く深く表現を追求したいということです。
2015年4月以降の活動については、これまで通り個人としての活動も続けていきますが、いちミュージシャン、おおくぼけいとしての音楽性をより発揮する場として、アーバンギャルドのメンバーとしての活動を決意しました。

色々なご意見もあると思いますが。その答えは、これからおおくぼけいとして大きく成長した音楽を、表現をすることであると思っております。
今後ともおおくぼけいを、ザ・キャプテンズをよろしくお願いします！

ザ・キャプテンズのニューシングル発売、そして自主企画である失神天国十番勝負のスタートでこれからというタイミングでこのような報告をしなくてはいけないのは申し訳ない気持ちでいっぱいです。

最後に、残り少ない時間となってしまいますが2015年3月までザ・キャプテンズのケイ伯爵として全身全霊で活動しますのでライブ会場に足を運んでいただければ幸いです。

傷彦（ザ・キャプテンズ）コメント

およそ二年間、ザ・キャプテンズのステージを、そしてサウンドを華やかに彩ってくれたケイ伯爵が脱退します。これはメンバーでよく話し合って出した結論。

ケイ伯爵には爵位を失っても遂げたい強い想いがあるということをご理解いただければ幸いです。
彼のエキセントリックな個性が、シュアな演奏技術が、真摯に音楽へ向かう姿勢が、行く先々で喝采をもって受け容れられますように。
三月のサヨナラツアー、ケイ伯爵の雄姿（痴態かもしれないが）をどうぞ目撃して下さい…。
そう、すべては愛ゆえに！

おおくぼけい（アーバンギャルド）コメント

アーバンギャル、ギャルソンの皆さんへ

こんにちは、おおくぼけいです。
2011年からアーバンギャルドのサポートキーボードとして参加しておりましたが、来年4月からアーバンギャルドの正式メンバーとして活動することになりました。
サポートしている中で、自分がキーボーティスト、ミュージシャンとして表現したいこととアーバンギャルドが表現したいものが一致していると感じ、加入の意思を伝えたところ、心良く受け入れていただきました。
これからアーバンギャルドの一員としてアーバンギャルドを更に盛り上げて行きますのでよろしくお願いします！

松永天馬（アーバンギャルド）コメント

或る日、けいさまから手紙が届きました。
「古風な人間なので、大事なことはメールではなく手紙にしたためようと思います」という書き出しで始まる手紙には、ひとりの音楽家としての真摯な気持ちが綴られていました。
「アーバンギャルドに入りたい」……彼が悩んで出した結論です。僕らメンバー、スタッフ、そしてザ・キャプテンズの皆さんとも話し合いを重ねてきて、今日の発表を迎えました。
バンドは生き物です。そしてバンドで音楽を奏でているのは、皆さんと同じ人間です。
毎分毎秒息をしています。いつだって留まらず、変わっていきます。より研ぎ澄まされることを信じて。
あの頃に戻るのではなく、今ここから、何度でも。
アーバンギャルドは変わります。あなたも変わってくれますか。