「アイドルアコースティック」はアイドルやシンガーがアコースティック形式でパフォーマンスを行うライブイベントとして今年5月にスタートした。2回目の開催となった今回は、南波、西園、Nao☆、山邊の4人が、普段のライブとはひと味違うステージを披露した。
トップバッターを務めた南波は前回に続き2度目の出演。カヒミカリィ「ハミングがきこえる」のカバーからライブをスタートさせると、「今日は七夕ですけど、皆さん織姫に会いにいかなくていいんですか?」などの軽妙なトークを挟みつつ、ともさかりえの「カプチーノ」、キーボードの弾き語りによる松田聖子「赤いスイートピー」と3曲を歌い上げた。
続いて登場したさんみゅ~・西園は、石川ひとみのヒット曲「まちぶせ」、サンミュージックの先輩である松田聖子の「瞳はダイアモンド」と、昭和の歌謡ポップス2曲を披露。「まちぶせ」では慣れないソロパフォーマンスの緊張から2番を飛ばしてしまうというハプニングも見られたが、最後はさんみゅ~の4thシングル「これが愛なんだ」を1人で堂々と歌い切り観客を魅了した。
3番手のNegicco・Nao☆は今年4月に行ったバースデーライブに続き、今年2度目のソロステージとなった。中島美嘉のバラードソング「ORION」でしっとりと始めつつも、MCでは「こんにちねぎねぎー!」「まさか東京で1人でライブをやるなんて、びっくりマンボー!」と平常運転。さらに森高千里の「私がオバさんになっても」、ORIGINAL LOVE「接吻 -kiss-」の2曲を熱唱した。なおNegiccoが7月22日に発表するニューシングル「サンシャイン日本海」はORIGINAL LOVE・田島貴男がサウンドプロデュースを手がけている。
最後に登場した東京女子流・山邊は、絢香「みんな空の下」、Rihwa「春風」、そして東京女子流の楽曲の中でも一番のお気に入りだという「約束」を披露。やはりめったにないソロ歌唱ということで緊張の面持ちを浮かべていたが、MCでは独特のムードを持つ語り口で場内を沸かせた。山邊は3曲を歌い終えたところで本日の出演者を全員ステージに呼び込む。4人はこの日限りのコラボレーションとして「たなばたさま」と広末涼子「MajiでKoiする5秒前」のメドレーを歌ってイベントを締めくくった。
「アイドルアコースティック」は今後も継続して実施される予定で企画が進んでおり、次回は10月に開催予定。今度はどのようなラインナップとなるのか楽しみにしておこう。