このPRイベントはBiSメンバーが街宣車に乗車して新横浜や都内近郊を回り、解散ライブをアピールするというもの。最終地点の新宿ステーションスクエアを目指して午前中から各所を巡る予定だったが、突然の車両トラブルによりスケジュールを変更。13:00頃から渋谷、原宿、九段下を巡り駅周辺でPR活動を行うことになった。事前に告知していたこともあり街宣車の走行ルートには大勢の研究員(ファン)が集結し、車両の周りを埋め尽くしてメンバーを激励した。
そして16:00になると新宿ステーションスクエアに街宣車が到着し、ステージ上でメンバーによる演説とフリーライブが行われた。まず口火を切ったファーストサマーウイカは「なぜ私たちがここで演説しているのかというと横浜アリーナで行う解散ライブのチケットが売れてないからです! なぜ売れてないのか? 私たちが可愛くないからか? 歌がヘタだからか? 踊りがヘタだからか? ……全部だ!! それはもう変えられない事実です。皆さんに温かく見守られたBiSも7月8日に消えてなくなります。最後のお願いでございます。皆様にどうか助けていただきたいのです。……私たちは負債を背負いたくないのです! 今こそ日本は立ち上がるのです! アイドルが日本を救うんです!」と熱のこもった演説で集まった研究員を沸かせた。
続くメンバーも「みんなで最高の解散ライブにしたいのでお願いします! 待ってます!」(カミヤサキ)、「みんなで1つの夢を叶えたくてここまでやってきました。だからその夢を叶えたいのです! このつまらない日常に少しでも衝撃を与えたいです!」(テンテンコ)、「今日は言いたいことがあって来たんですよ! BiSは7月8日に横浜アリーナでなくなっちゃうんですけど、そのチケットを買ってください……。BiSと研究員がいたってことをいっぱいの人に見てもらいたいからチケットを買ってください!」(コショージメグミ)、「私は自分の人生をBiSに捧げてきました。誰よりもBiSだった自信があります! 7月8日、皆さんの時間を私たちにほしいです。アイドルが嫌いな人たちに中指を立ててやろうじゃないですか!」(ヒラノノゾミ)とそれぞれの思いの丈を述べた。
そして最後のプー・ルイは「横浜アリーナ公演のチケットがあと1万枚も余ってます。最後の1度だけでもいいのでBiSを観てほしいです。デビューしたときの私たちはダンスもできない、歌も歌えないでアイドルファンからもたくさん叩かれました。でも世界を変えたくて歌ってきました。だけどそれもちょっと……無理そうです。でも横浜アリーナに少しでもたくさんの人たちが来てくれて『BiSすごかったよ』って言ってくれたら、終わったあとに伝説になれるかもしれないです。なので皆さん、BiSを終わらせないためにも7月8日、横浜アリーナに遊びに来てください!」と涙を流しながら深々と頭を下げ、大歓声に包まれた。
鳴り止まぬ拍手の中、メンバーは代表曲「nerve」を熱唱。メンバーと研究員が一体となったパフォーマンスが繰り広げられ、会場に熱気の渦を生み出してこの日のイベントを終えた。
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ファーストサマーウイカ @FirstSummerUika
行こうか悩んでいる人達に来てほしい。RT @natalie_mu: BiS、解散ライブ直前に最後のアピール「横アリに来て!」 http://t.co/HAfVN1xbFf #bisidol