12月15日に東京・赤坂BLITZにて2部構成によるライブイベント「DECEMBER'S CHILDREN」が開催され、計9組が熱いパフォーマンスを繰り広げた。
■昼の部
トップバッターとして登場したのは
続くコンテンポラリーな生活は1曲目に「死なない声を探す」を披露。朝日廉(Vo, G)と藤田彩(B)が紡ぐさわやかなハーモニーと、酒井俊介(Dr)が奏でる疾走感あふれるビートで観客を高揚させた。そして朝日の「いっせーのーで!」という合図に続けて観客が「東京殺法!」と曲名をコールすると、メンバーは同曲をテンション高く奏でた。その後も彼らは曲中で観客とのコール&レスポンスを行って、会場に一体感を生み出していく。そしてラストは「ひとえの少女」を届け、大きな拍手の中で出番を終えた。
3番手の
5番手で登場したのは
■夜の部
夜の部には、
続く黒沼英之はバンドセットでのライブを披露。彼が大きく手を広げて手拍子を求めると、軽やかなハンドクラップが起き一体感が会場に作り出される。彼はときにハンドマイクで動き回りながら伸びやかな歌声を響かせ、ときに弾き語りでしっとりした雰囲気を醸し出し、観客を惹き付けていく。後半では1990年代ポップスへの憧憬を感じさせるダンサブルな「雪が降る」を届け、ひと足早いクリスマス気分を観客に提供した。
2カ月ぶりのライブとなったメレンゲは、アップテンポな楽曲を中心としたセットリストでライブを進行した。序盤でタケシタツヨシ(B, Cho)のコミカルなダンスが盛り上がりに一役買った「ビスケット」、グルーヴィなギターリフが印象的な「ライカ」で場内の熱を高めた3人は、後半で今年リリースした「シンメトリア」「クレーター」というシングル曲をアグレッシブにプレイ。バンドの勢いを証明して、トリの初恋の嵐へとつなげた。
初恋の嵐の1年ぶりのステージは、隅倉弘至(B)の歌う未音源化曲「あの娘(こ)の首すじ」からゆっくりと幕を開けた。この日のステージにはゲストボーカルとして
「DECEMBER'S CHILDREN」
2013年12月15日(日)東京都 赤坂BLITZ セットリスト
ひめキュンフルーツ缶
01. キミノミライ
02. アンダンテ
03. モラトリアム
04. ストロベリーKISS
05. フリーノート
06. キラーチューン
コンテンポラリーな生活
01. 死なない声を探す
02. 笑えない日々、笑える毎日
03. 東京殺法
04. 鉄腕ナインティーン
05. ひとえの少女
HAPPY BIRTHDAY
01. アイプチコンプレックス
02. イチャイチャチュッチュキャピキャピラブラブスリスリドキドキ
03. ラップ
04. ダイヤモンドブス
石鹸屋
01. ヒューマニズム ノイズ
02. シャボン
03. ようこそテアトロへ
04. 青い雲
05. ハイブリッドバディ
06. レモン
シシド・カフカ
01. 100年ビール
02. ラヴコリーダ
03. 負けないゲーム
04. 愛する覚悟
05. 2つの太陽
06. カウントダウン
07. キケンなふたり
ふくろうず
01. テレフォン No.1
02. 街はいつも雨のよう
03. カシオペア
04. ごめんね
05. グッドナイトイズカミング
06. だめな人
07. 砂漠の流刑地
黒沼英之
01. ordinary days
02. ふたり
03. ほこり
04. 雪が降る
05. パラダイス
メレンゲ
01. クラシック
02. ビスケット
03. ライカ
04. シンメトリア
05. クレーター
初恋の嵐
01. あの娘(こ)の首すじ
02. 真夏の夜の事
03. 星空のバラード
04. 罪の意識
05. nothin'
<アンコール>
06. 化粧に夢中な女の子
※記事初出時、メレンゲの演奏楽曲についての記載に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
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- DECEMBER'S CHILDREN
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