奥村初音、初ワンマンで異色の2部構成ライブ披露

奥村初音が初のワンマンライブを10月17日に大阪・なんばHatch、19日に東京・赤坂BLITZで行った。

デビューから1年を経過し、ついに実現した初ワンマンライブ。両会場ともキャパシティに対してギリギリまで埋まった観客からも、その大きな期待を感じ取ることができた。

完全無料招待制で行われたこのライブは、演出に趣向を凝らした2部構成。1部は「ストーリーライブ」と題して、朗読と歌唱で構成された。現役高校生である本人にもっとも近いであろう「学校」を舞台に、学生のリアルな気持ちをキャストが朗読し、ストーリーに沿った楽曲を本人が歌唱。朗読によって本人が作る楽曲を伝える説得力もさらに増し、事前に彼女の曲を知らなくても十分に楽しめる内容となった。

そして2部は通常のスタイルでライブを敢行。観客も一緒に手拍子するなど、大きな盛り上がりをみせた。奥村は約90分で全13曲を披露し、あたたかい歓声と拍手に包まれライブは幕を閉じた。