上段左から細井徳太郎、松木美定、みらん、下段左からmeiyo、ヨエコ、Reol。

マイベストトラック2023 Vol. 7 [バックナンバー]

シンガーソングライター編

細井徳太郎、松木美定、みらん、meiyo、ヨエコ(ex. 倉橋ヨエコ)、Reolが選ぶ2023年の3曲

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meiyo

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原口沙輔「ホントノ - 重音テト」

原口沙輔くんは以前から一目でわかるような天才で、年齢が若いとかそういう切り口で語るべきじゃない変態で大好きだったんですが、去年出した「人マニア」が素晴らしく。これを越える曲作れるのか…なんて思ってたら、まぁ軽々とブッ越えてきてもうヤダすきって感じです。何回聴いたかわかりません。映像もすばらし。

長瀬有花「プラネタリネア」

長瀬有花さんには楽曲提供したこともあるんですが、まぁ出す曲出す曲よすぎて、もはやただのリスナーになっちゃってるというちょっと不思議な関係。
コラボする相手が毎回ツボを押さえてて、「プラネタリネア」はペペッターズが作ってる。ペペッターズとも実は昔共演したことあるんですが、当時より圧倒的に唯一無二感増しててさらに好きになりました。

Knower「The Abyss」

Knowerは去年知って、一番聴いたと思う。僕、実は邦楽以外ほとんど聴かない人間なのですが、ドラマーが作ってるというところにシンパシーを感じたのか、なんなのか。(僕もともとドラマーなので)
僕が邦楽以外聴けない理由って、何言ってるかわからないとか演奏上手すぎて引いちゃうとか、突き詰めると音楽に対する向き合い方の違いが影響していると思ってるんですが、異常な中毒性、変なMV、それぞれの美学やユーモアを感じる演奏にやられちゃいました。

そんな3曲でした。2023年は新たな出会いに恵まれた年で、挙げた3曲と並ぶほど聴いた楽曲が山ほどあるんですがそれはまたどこかで。

では、股。

<プロフィール>

meiyo(メイヨー)

2015年からワタナベタカシ名義でソロ活動を開始し、2018年にmeiyoへと改名。2021年に自身の人生を題材にした楽曲「なにやってもうまくいかない」を発表するとTikTokを中心に大きな反響を呼び、同年ユニバーサルミュージックからメジャーデビューを果たす。2023年12月にはメジャー1stアルバム「POP SOS」を発売した。

meiyo - UNIVERSAL MUSIC JAPAN
meiyo (@meiyo_music) | Instagram
meiyo(@meiyo_music) | X

ヨエコ

ヨエコ

ヨエコ

Kroi「Balmy Life(Kroi Live Tour 2022 "Survive")」

楽曲自体は2021年発売ですが、2023年発売のライブアルバムに収録されています。間奏のスキャットがたまらなく好きです。

マリーナ・ショウ「Street Walkin' Woman」

ライブに行くと、会話の部分もドラマーと再現してくれます! 一生聴ける曲その1です。

Jamiroquai「Virtual Insanity」

音大でクラシックを学んでいた頃なのに、一聴き惚れして以来、一生聴ける曲その2です。

<プロフィール>

ヨエコ

愛知県出身のシンガーソングライター。倉橋ヨエコ名義で音楽活動を開始し、“ジャズ歌謡”と形容されるサウンドで人気を博す。2005年にBabeStarからメジャーデビューするが、2008年に“廃業”を宣言して音楽活動を終了した。その後2023年7月にヨエコ名義で活動を再開。同年9月には約15年ぶりとなるアルバム「ニューヨエコ」をリリースした。

ヨエコ オフィシャルウェブサイト
ヨエコ(@new_yoeko) | X

Reol

Reol

Reol

XG「NEW DANCE」

大好き。軽快なギターのリズムに導かれてさわやかに踊るように駆け抜けていくような楽曲。XGはどの楽曲も素晴らしくて去年は「NEW DNA」をヘビロテしました。MVも楽しくて肩の力を抜いてくれます。まさにニューダンス。

iri「Season」

メロウな進行と低音で紡がれていく彼女の声が心地よい1曲。最終的に前向きであるもののかなりネガティブな感情やセンチメンタルな情景を経由していくところが、悩みながら考えながら生きていく人々の頭の中を鮮明に描写してくれているみたいで好きです。

ディーン「DIE 4 YOU」

ずっと待っていたディーンの新曲うれしい、そしてめちゃくちゃ好き! 変則なメロディリズムに実験的な姿勢も感じつつ、心地よく落とし込めるテクニックがすごい。「I'm Not Sorry」のような激しいアプローチから今作のようなバラード調まで引き出しがたくさんあるし、編曲も毎回学びがあります。リスペクト。

<プロフィール>

Reol(レヲル)

2012年から動画共有サイトにて歌唱動画や、自身が作詞を手がけた楽曲を投稿。2015年7月には、れをる名義でソロアルバム「極彩色」をリリースした。音楽ユニット・REOLでの活動を経て、2018年1月からはReol名義でソロ活動を行っている。2024年8月17日には自身初となる東京・日本武道館公演「No title」を開催する。

Reol オフィシャルサイト
Reol れをる (@rrreol999) | Instagram
Reol れをる(@RRReol) | X

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Reol れをる @RRReol

僭越ながらわたしも寄稿しています🖋️
わたしが好きな曲たち、ぜひ聴いてみてくださいましー #マイベストトラック2023 https://t.co/lAtTKUmwHm

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