左上から時計回りに旧ジャニーズ事務所の記者会見の様子、BiSH、櫻井敦司、チバユウスケ、舐達麻、HYDE、B'z、米津玄師。

【年間アクセスランキング】2023年の注目ニュースを振り返る

ジャニーズ解体や相次ぐ訃報で一変した音楽シーン

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音楽ナタリーで毎週土曜日に掲載している週間アクセスランキング。この記事ではその拡大版として、2023年1月1日~12月31日の年間アクセスランキングをお届けする。

年間ニュースアクセスランキング 1位~10位

1. BiSH、解散間際で盛大に文春される
2. 岩田剛典が田中みな実と夫婦に、セックスレス描くドラマ「あなたがしてくれなくても」出演
3. YOSHIKI、過労で倒れる
4. 「X-CON」全公演が中止に、チケットの払い戻し発表
5. 「水ダウ」発アイドルグループ・都内某所からミナ、チヒロ脱退&WACK退所
6. 木村拓哉、大石昌良、ティモンディが西日本豪雨被害から5年の愛媛へ
7. キョンキョンのお家はこんな感じ
8. 乃木坂46久保史緒里、白の水着姿でまぶしい笑顔
9. 嵐・二宮和也にとって親友はずっと同じ価値観の“あの4人”
10. 松尾潔の契約解除をスマイルカンパニーが発表、山下達郎がラジオで大切な報告

今年6月に解散したBiSH。

今年6月に解散したBiSH。

今年の記事ランキングでは、BiSHのムック「週刊BiSH春」の発売を報じた記事が1位になった。BiSHは2014年に神奈川・横浜アリーナで解散したBiSをもう1度始めるというコンセプトで2015年に誕生し、今年6月に東京・東京ドームで開催したライブをもって解散したグループ。解散前に発売された「週刊BiSH春」には、BiSHメンバーへのインタビューだけでなく、BiSHを手がける渡辺淳之介が自身のスキャンダルで食らった“文春砲”について語るインタビューなども掲載され、大きな話題を呼んだ。

今年の音楽シーンを語る上で欠かせないのが、ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)の創業者である故ジャニー喜多川氏による性加害問題だ。これはイギリス・BBCによるドキュメンタリー公開に端を発して大きく報道されるようになったもので、性加害の事実を認めたジャニーズ事務所は、事実上の解体を決定。これを受けて、例年「NHK紅白歌合戦」に数多く出場していたジャニーズグループがラインナップから外れるなど、日本の音楽シーン全体が一変することとなった。

ランキング10位は、ジャニーズ事務所との関係が深い音楽プロダクション・スマイルカンパニーが、松尾潔との業務委託契約を終了したことを報じた記事。松尾は契約終了について「私がメディアでジャニーズ事務所と藤島ジュリー景子社長に言及したのが理由です。私をスマイルに誘ってくださった山下達郎さんも会社方針に賛成とのこと、残念です」と自身のTwitter(現X)アカウントにつづっていた。

旧ジャニーズ事務所の記者会見の様子。

旧ジャニーズ事務所の記者会見の様子。

年間ニュースアクセスランキング 11位~20位

11. 夢グループ歌手・保科有里の自叙伝「愛人!?困っちゃう…」刊行、大ヒットなしで31年活動できる理由とは
12. 「2023 MAMA」出演者にセブチ、ENHYPEN、ルセラ、TXT、(G)I-DLE、Kep1erら10組追加
13. BAD HOP・YZERRが舐達麻との乱闘騒ぎの経緯を説明、愛知フェス出演キャンセルについて謝罪
14. 米津玄師が表現の根源たどった“空想の旅”、満員の横アリで幕「すごく幸福な人生だと感じます」
15. B'z全国ツアー最終公演、ノーカットでオンエア
16. Snow Man、約2年半ぶり「金スマ」登場
17. 東京ドームで解散したBiSH、メンバーの今後について発表
18. MIYAVIがアンジェリーナ・ジョリーの無茶振り「三味線を弾ける?」に応えた結果
19. 小田和正の75歳アリーナツアーにNHKが密着
20. BiSHアイナ・ジ・エンド、撮影中の事故により頭部負傷

BAD HOPに向けたディスソングを発表して話題の舐達麻。

BAD HOPに向けたディスソングを発表して話題の舐達麻。

今年はRHYMESTERのMummy-DとTHA BLUE HERBのILL-BOSSTINOや、KREVAとOZROSAURUSのMACCHOなど、深い因縁のあったラッパー同士が和解して話題になったかと思えば、BAD HOPと舐達麻らの間で争いが勃発。13位はBAD HOPのYZERRが舐達麻との乱闘騒ぎについて説明したことを報じた記事で、23位には舐達麻がBAD HOPへ向けて発表したディスソングについての記事がランクインした。この争いはいまだ解決したとは言えない状況であり、ここ数日は舐達麻が出演予定だったライブの中止発表が相次いでいる。

14位には米津玄師が7月に神奈川・横浜アリーナで開催した全国ツアー「米津玄師 2023 TOUR / 空想」最終公演のライブレポートがランクインした。昨年はPlayStationのCMソング「POP SONG」や映画「シン・ウルトラマン」、アニメ「チェンソーマン」の主題歌を発表して大きな話題を呼んだ米津。今年に入ってからはジョージアのCMソング「LADY」やRPG「FINAL FANTASY XVI」のテーマソング「月を見ていた」に加えて、宮崎駿監督の新作映画「君たちはどう生きるか」の主題歌「地球儀」を発表し、音楽シーンの中心で注目を浴び続けた。

宮崎駿監督の新作映画「君たちはどう生きるか」の主題歌「地球儀」を書き下ろした米津玄師。

宮崎駿監督の新作映画「君たちはどう生きるか」の主題歌「地球儀」を書き下ろした米津玄師。

年間ニュースアクセスランキング 21位~30位

21. King Gnu全員でバラエティ初出演、井口は常田に「せめてハゲてくれ」と思っていた
22. 米津玄師「ジョージア」CMに新曲「LADY」を書き下ろし「平坦な生活からほんの少しだけフケられたら」
23. 舐達麻、BAD HOPへのディスソング発表
24. 中森明菜がYouTubeチャンネル開設、1本目は「北ウイング-CLASSIC-」レコーディング映像
25. 木陰でほほ笑む遠藤さくら、初の水着はドット柄
26. B'z、無数の“STARS”と分かち合った35年分の思い「皆さんこそがB'zにとって最大のHERO」
27. B'z稲葉浩志がセックスレス描く「あなたがしてくれなくても」主題歌担当、挿入歌で井上陽水の名曲カバー
28. BUCK-TICK、全公演中止のツアー会場に櫻井敦司への寄せ書きメッセージボード設置
29. 「FNS歌謡祭」今年も2週連続放送 出演者第1弾はKing Gnu、スノスト、セブチ、宝鐘マリンら90組
30. YOSHIKI、緊急帰国

10月19日に57歳で死去した櫻井敦司(BUCK-TICK)。

10月19日に57歳で死去した櫻井敦司(BUCK-TICK)。

28位は櫻井敦司(Vo)の死去を受けて中止となったBUCK-TICKのライブの会場にて、櫻井へのメッセージ受付が行われることを報じた記事だ。櫻井は10月19日に神奈川・KT Zepp Yokohamaで開催したファンクラブ限定ライブ「BUCK-TICK FISH TANKer's ONLY 2023」初日公演を体調不良のため中断。病院に緊急搬送されたが、その後息を引き取ったことが報じられ、音楽シーンに衝撃と悲しみが広がった。

2023年は特に訃報が多かった年で、高橋幸宏、鮎川誠、Hi-STANDARDの恒岡章、ムーンライダーズの岡田徹、sumikaの黒田隼之介、坂本龍一、空想委員会の三浦隆一、振付師の夏まゆみ、頭脳警察のPANTA、白田“RUDEE”一秀、DER ZIBETのISSAY、元Laputaのaki、G.I.S.M.の横山SAKEVI、谷村新司、もんたよしのり、クレージーキャッツの犬塚弘、大橋純子、X JAPANのHEATH、KAN、eufoniusの菊池創、チバユウスケらの死が伝えられた。

11月26日に55歳でこの世を去ったチバユウスケ。

11月26日に55歳でこの世を去ったチバユウスケ。

年間ニュースアクセスランキング 31位~50位

31. チバユウスケをしのんで、THEE MICHELLE GUN ELEPHANT出演「トップランナー」アンコール放送
32. B'z全国ツアー、明日からの福井公演を延期
33. 谷村新司を偲んで、NHK「SONGS」でアリス登場回をオンエア
34. フジテレビ系「大奥」KAT-TUN亀梨和也、Snow Man宮舘涼太らのビジュアル公開
35. 渋谷駅前の広告に元SMAPの中居正広、草なぎ剛、稲垣吾郎、香取慎吾が並ぶ
36. Stray Kidsフィリックスが阪急百貨店にやってくる
37. RIIZEスンハンが無期限活動休止、SMは警察署へ告訴状を提出
38. 舐達麻が川崎で行うはずだったライブが中止に
39. 「2023 MAMA」第1弾出演者にJO1、東方神起、ATEEZ、ZEROBASEONE、RIIZE、NiziUら
40. Superflyの横浜アリーナ公演が中止に
41. BUCK-TICK櫻井敦司×ヒロシが対談、NHK「SWITCHインタビュー」再放送決定
42. EXILE ATSUSHIが一酸化炭素中毒の疑いで体調不良に、ライブ出演取りやめ
43. 乃木坂46総勢10人が踊る「バイトル」新CM、齋藤飛鳥の出演はこれで最後
44. 沢田研二の75歳生誕ライブにザ・タイガースのメンバー集結
45. 大橋彩香、初の写真集発売 “最初で最後”の水着姿も披露
46. 久保史緒里1st写真集の特典ポストカードが順次公開、第1弾カットは夕暮れの海で
47. 郷ひろみ、明日開催のツアー福島公演が延期に
48. 平野紫耀、神宮寺勇太がInstagram個人アカウント開設 公式ファンクラブもオープン
49. YOSHIKIも登場!「2023 MAMA」出演者第3弾にTREASUREら5組、ルセラやZB1出演コラボ詳細も
50. 今年は誰が出る?「第74回NHK紅白歌合戦」出場歌手を本日13時に発表、生配信あり

元King & Princeの平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太が10月に結成したNumber_i。 (c)TOBE Co., Ltd.

元King & Princeの平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太が10月に結成したNumber_i。 (c)TOBE Co., Ltd.

ジャニーズ事務所が解体となる一方、元ジャニーズ事務所の滝沢秀明氏が株式会社TOBEを今年3月に設立し、7月に元V6メンバーの三宅健、元King & Princeの平野紫耀と神宮寺勇太、元IMPACTorsのメンバー全員、8月に元ジャニーズJr.の大東立樹、9月に元Kis-My-Ft2の北山宏光が合流。48位にランクインしたのは、平野と神宮寺がInstagramの個人アカウントを開設したことを報じた記事で、この2人は10月に合流した岸優太とともに新グループ・Number_iを結成した。

年間コラムアクセスランキング 1位~10位

1. 紅白歌合戦 出場者予想2023
2. のっちはゲームがしたい! 番外編 のっちが2022年に遊んだゲーム、勝手にベスト5!
3. HYDE×和久井健 特別対談
4. 鈴木杏樹が語るKAKKOのすべて
5. 「割れ音源」は完全に悪なのか?
6. のっちはゲームがしたい! 第14回(前編)どこまで楽しませやさんなの!コジマプロダクションの新スタジオを見学してきました
7. 私と音楽 第31回 宮崎美子が語るBABYMETAL
8. ヒロトorマーシー、タイトルだけでわかるのか?
9. マイベストトラック2022 Vol. 4 男性グループ編
10. アーティストの音楽履歴書 第46回 岸田繁(くるり)のルーツをたどる

和久井健と対談したHYDE。

和久井健と対談したHYDE。

コラムページでは、今年1年で約180本の記事が公開された。特に多数のアクセスを集めたのは、「紅白歌合戦」の出場者を予想する記事。旧ジャニーズ事務所のグループの出場がゼロとなった今年の紅白出場者について、タイプの異なる4人のライター / ブロガーが予想し、Mrs. GREEN APPLE、10-FEET、anoの初出場などを的中させた。

このほかPerfumeののっちがゲームに関わるさまざまな人々に会いに行く連載記事や、HYDEとマンガ「東京卍リベンジャーズ」の作者・和久井健による対談記事、鈴木杏樹がKAKKO時代の音楽活動について語ったインタビュー記事、「割れ音源」と呼ばれる違法ダウンロード音源の功罪について整理した記事などが大きな反響を呼んだ。

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Thanh Thanh @quantrieudinh1

@natalie_mu 😎😎

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