RIKU(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)

THE RAMPAGE RIKUの「音楽大陸」 春の特別編(ON編) [バックナンバー]

音楽でつないだ精神的な絆

RIKUがライブをする理由

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THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのボーカルRIKUさんの連載「音楽大陸」。4月は春の特別編と題して、RIKUさんの単独インタビュー2本とVlogコンテンツをお届けします。単独インタビュー1本目は「ライブパフォーマンス」がテーマ。RIKUさんが生業にする音楽やライブパフォーマンスが自らにとってどんなものなのか、そしてRIKUさんが“相方”と呼ぶ、THE RAMPAGEボーカルの川村壱馬さんと吉野北人さんへの思いを語ってくれました。

Vlogコンテンツは、RIKUさんによる自撮り映像で構成した「ONのRIKU」をお届け。“ON”の日の裏側を描いたVlogをスマートフォンの縦型画面でたっぷりとお楽しみください。

取材・/ 清本千尋 撮影 / 曽我美芽

次に会うときにはもっと喜んでもらえるパフォーマンスを

──2020年2月24日に行われたアリーナツアー「THE RAMPAGE LIVE TOUR 2020 "RMPG"」三重・三重県営サンアリーナ公演を最後に、THE RAMPAGEは新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から有観客のライブを控えてきました。先日EXILE TRIBEのドームツアーの振替公演が始まり、1年2カ月ぶりにファンの皆さんと対面してみていかがでしたか?

RIKU(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)

RIKU(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)

オンラインライブでももちろん緊張する場面はあったんですが、いざお客さんと対面するとすごく圧を感じたというか。改めてライブを披露する側と観る側に同じ気持ちがあったんだなと確認できましたね。この1年はなんのために歌っているのかを考えることが多かったのですが、ライブでファンの皆さんと気持ちが重なった瞬間に、僕らが活動する意味や自分自身の存在意義を強く感じたというか。すごく刺激的でした。

──ひさびさのファンとの対面はやっぱり感動しましたか?

ずっと皆さんに会いたい気持ちで1年を過ごしてきたので、やっと会えたときには感動しましたね。歌やパフォーマンスもそうなんですけど、僕らの姿を見ただけで涙している人たちもたくさんいて、それを見たときにこちらもグッと来るものがありました。

──LDHはコロナ禍以降、「Save Your Neighbor ~みんなで守りあおう~」というテーマを掲げ、感染症予防対策をして有観客ライブを行っています。具体的には観客数を通常の50%にしたり、新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)のダウンロードを義務付けたり、入場時の検温、消毒、マスクやフェイスガードの配布、そしてライブ中もマスクの着用を義務付け、発声や飲食の禁止などを呼びかけています。そういった制限がある中でのライブはいかがでしたか?

そういったルールを一生懸命守ってライブを楽しんでくれることに感謝しかないです。興奮したときに声が出るのって人間の生理現象みたいなものじゃないですか。本能に制限をかけてしまっているので、きっとストレスを感じられてるんじゃないかなと思っていて。思い通りにできないライブの中でどれだけ楽しさを持ち帰ってもらえるのかは僕たちの力量次第だと思っているので、試行錯誤しながらやらせてもらってますね。

──観客の皆さんはマスクやフェイスガードで顔の大半が隠れてしまいますが、それでもRIKUさんたちには客席が楽しんでいる気持ちがわかるのでしょうか?

めちゃめちゃわかるんですよ。目力というか、視線から感じる圧力に僕らはビリビリさせられてます。手を振ったりバウンスさせたり、ジャンプしたり、いろんな方法で僕らにエネルギーを届けてくれるので強い一体感がありますね。僕らとしてもそれにパフォーマンスで応えようと、熱心にライブをしているので思いが伝わっていたらうれしい限りです。僕個人の話になりますが、この1年は「次に皆さんと会うときには、より磨き上げた本物のパフォーマンスを見せてやる」という思いで体作りなどをしてきたので、それを発揮できている実感もあります。

──RIKUさんのパフォーマンスへの反響はありましたか?

「今まで見たRIKUのパフォーマンスの中で一番よかった」とか「1年間毎日努力を欠かさなかったんですね」というコメントをもらったときには、皆さんに会えない間もがんばってきてよかったなとしみじみ思いました。だからこそ、1年後とか、もっと先かもしれませんけど、また皆さんに会うときにはもっと喜んでもらえるパフォーマンスをしたい。僕は40歳を過ぎるぐらいまでは肉体的に進化できると思っているので、そこまでは進化しつつ、以降ももう踊れませんとなるまでやり抜きたいんです。それに向けて気合いがより一層入りましたね。

RIKUのロールモデル、相方への思い

──THE RAMPAGEはライブパフォーマンスもある中で、楽曲のレコーディングやテレビ出演など活動が多岐にわたります。そんな中でRIKUさんにとってライブとはどんなものですか?

RIKU(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)

RIKU(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)

「生きてる」と実感する瞬間ですね。緊張も楽しいという感情も悔しい感情も、たくさんの思いがあふれる場所なので。ライブをやっているときはもちろんTHE RAMPAGEのRIKUなんですけど、感情を解放できているという部分では青山陸という個人に戻れる瞬間でもあるんです。一番生きている心地がします。できれば毎日欲しいぐらいの時間です。

──毎日やるには体力が……。

今、僕は体力無双状態なんでそこは任せてください。生きている実感をそこで味わうために、踊って歌うことだけで手一杯にならないように日々トレーニングをしているので。ファンの皆さんとコミュニケーションを取る余裕が欲しいから、歌って踊るだけに必死にならないように努力をしているんです。3時間のライブで歌いっぱなし踊りっぱなしでも一切息切れしない体になってますからね。

──そうでしたね。そんなRIKUさんのロールモデルはいますか?

RIKU(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)

RIKU(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)

日本で言ったら三浦大知さんですね。海外だとマイケル・ジャクソン、ニーヨ、アッシャー、クリス・ブラウン、ブルーノ・マーズ、オマリオンとか。やっぱり歌って踊れる人はカッコいいなと思います。HIROさんから言われた「THE RAMPAGEはボーカルだろうが関係なく踊れるようになってほしい」という言葉や三浦大知さんをはじめ、僕がリスペクトするアーティストのパフォーマンスを観て、僕は、ボーカルは歌に専念、パフォーマーはダンスに専念という固定観念をぶち壊したいと思ったんです。

──確かにEXILE TRIBEでRIKUさんほど歌って踊るアーティストはいないと思います。

ありがとうございます。僕、規格外になりたいんですよね。それで、ゆくゆくは世界で活躍できるアーティストになりたいんです。世界で通用するためにはまず日本の中で一番にならないといけないし。ファンの皆さんはもちろん、ほかのアーティストさんにも「RIKUに世界でカマしてほしい」「ブルーノたちに負けないパフォーマンスをスーパーボールでやってきてくれ」と言われるような存在になるのが夢です。ほかのメンバーも各分野でTHE RAMPAGEの輪を広げられるようにがんばってくれているから、自分もストロングポイントをガンガン伸ばして、1人ひとりがTHE RAMPAGEを代表できるような存在にならないといけないと思っています。僕は自分にそういうプレッシャーを常にかけながら日々活動していますね。

──THE RAMPAGEのボーカルは、RIKUさんのほかに川村壱馬さんと吉野北人さんもいらっしゃいますが、そういった意識をすり合わせることもありますか?

THE RAMPAGE from EXILE TRIBE(写真提供:RIKU)

THE RAMPAGE from EXILE TRIBE(写真提供:RIKU)

あくまでこれは僕の美学なので2人に押し付ける必要はないかなと。彼らには彼らの美学があるので。メンバーだけでTHE RAMPAGEの信念を具体的な言葉で統一しようと話し合ったときにそれぞれいろんな思いがあったんですけど、僕は「THE RAMPAGEに固定観念はいらないです」と言ったんです。THE RAMPAGEの一員であるという責任さえあれば、あとはみんながやりたいようにやればいいと思っているんですよ。だから相方2人に対しては、2人だからこそ表現できるTHE RAMPAGEを追求し続けてほしいなと。3人が同じ方向に向かってがんばるんじゃ面白みがないし、トライアングルの各点が引っ張り合うからこそ、その存在感や実力が大きくなると思っているので。最近のパフォーマンス映像を観ると、壱馬と北人の魅せ方が確立されてきたなとすごく感じるんです。逆に言うと僕ももっとそういうところを伸ばさなきゃなと身が引き締まる思いでした。

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メンバーともファンの皆さんとも結束力が深まった

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