第10回ゴールドクレイン賞(金鶴賞)の授賞式が本日10月28日に東京・有楽町朝日ホールで行われ、映画「
中国映画の最新作・話題作を一挙上映する東京・中国映画週間の出品作から、優れた作品やスタッフに賞が贈られるゴールドクレイン賞。同イベントにラインナップされた「愛がきこえる」(原題「MUMU/不説話的愛」)は、耳の聞こえない父シャオマー(小馬)とろう者のコミュニティで暮らす7歳の娘ムームー(木木)の物語だ。EXOのメンバー、
大歓声の中、舞台に上がったチャン・イーシンは「『愛がきこえる』という作品のおかげでシャオマーに出会えました。どうしてこの役を引き受けたかって?」と観客に問い掛け、日本語で「なぜなぜ?」と茶目っ気たっぷりに続けてから「ろう者の父親の深い愛を感じられたからです。とてつもなく偉大で強い愛です。この映画がきっかけで、多くの方が手話に興味を持って、学んでみようと思ってくだされば。交流が広がることを願っています」と真摯に伝える。そして「アイドルの演技が酷いという言葉も聞きます。でも今日、アイドルとして、堂々とした俳優としてここに立っています!」と胸を張った。これに観客からは割れんばかりの拍手が送られた。
ゴールドクレイン賞終了後には「愛がきこえる」の舞台挨拶も開催。チャン・イーシンは「ファンに会えて本当にうれしいです」と笑みをこぼし、「東京でおいしいものは食べたか?」という質問が飛ぶと「和食を食べてます。ファンのお家にお邪魔して、手料理を食べたいです!」と回答して会場を盛り上げる。また「東京は東京タワーが1番なのではなく、皆さんが1番!」と述べ、「最近英語を勉強しているんですが、次は日本語を勉強しようと思って、今50音を学んでいます。皆さんも中国語を勉強してみてください」と呼びかけた。
なお、「愛がきこえる」は観客賞も受賞し、2冠を達成。プロデューサーであるスイ・シャンシャン(隋珊珊)は「主演のチャン・イーシンさんの成熟した演技が観客の心をつかみました。今後とも優れた作品を作って、日本の皆さんにお見せできるようがんばります」と意気込んだ。
「愛がきこえる」はマーチ配給のもと2026年1月9日に全国で公開。なお映画ナタリーでは引き続き第10回ゴールドクレイン賞(金鶴賞)の授賞式の模様をレポートする。
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