中国映画「愛がきこえる」チャン・イーシン、娘役のリー・ルオアンとダンスで友達になる

アイドルグループ・EXOのメンバー、レイことチャン・イーシン（張芸興）が主演を務めた中国映画「愛がきこえる」のメイキング映像が、YouTubeで解禁された。

同作では、耳の聞こえない父シャオマー（小馬）と、ろう者のコミュニティで暮らす7歳の娘ムームー（木木）の絆が描かれる。支え合って生きる父娘の日々は、5年前に出ていったムームーの母の来訪によって軋み始める。チャン・イーシンがシャオマー、これが映画デビュー作のリー・ルオアン（李珞桉）がムームーを演じ、ろう者の人々が俳優として多数参加した。

メイキング映像には、チャン・イーシンとリー・ルオアンが役に向き合う様子や、2人が演じた父娘の関係性が映し出される。監督のシャー・モー（沙漠）は「大人びた娘と幼びた父。ドラマ性とユーモアがありますよね」「私から見ると2人は最高の親子です」と語った。

なお同作にはつらいシーンも多いが、メインキャストの2人は撮影が終わればすぐに気持ちを切り替えられるタイプで、よく一緒にダンスをしていたそう。シャー・モーは「ルオアンさんはもともとネット上で人気のあった女の子なんですが、観客から支持された動画の多くはチャン・イーシンさんのダンスをまねた映像でした。まさに“ダンスを通じて友達になった”という感じでしたね」と裏話を披露した。

「愛がきこえる」は1月9日より全国ロードショー。

中国映画「愛がきこえる」メイキング映像