映画ナタリー - 最新映画ニュースを日々配信

「8年越しの花嫁」土屋太鳳、佐藤健との関係は「ボクサーとコーチ」

542

「8年越しの花嫁 奇跡の実話」完成披露試写会の様子。

「8年越しの花嫁 奇跡の実話」完成披露試写会の様子。

本日11月16日、「8年越しの花嫁 奇跡の実話」の完成披露試写会が東京・有楽町マリオンで行われ、キャストの佐藤健土屋太鳳薬師丸ひろ子杉本哲太北村一輝浜野謙太中村ゆり、監督の瀬々敬久が登壇した。

「8年越しの花嫁 奇跡の実話」では、結婚式の直前に倒れ意識不明となった花嫁・麻衣を待ち続ける青年・尚志の苦悩と愛が描かれる。キャストは本作のテーマである“奇跡”という花言葉を持つ青いバラの花を配りながら、大歓声が巻き起こる客席を通って登場した。尚志を演じた佐藤は「皆さんに胸を張ってお届けできる作品ができたと思っています」と挨拶。モデルの中原尚志氏本人に会ったという佐藤は「僕にない魅力をお持ちの方で。笑顔が素敵な方なんですけど、僕は笑うのが苦手だし芝居をするうえでも苦手意識があるのでそこがハードルでしたね」と振り返る。

麻衣を演じた土屋は「ご本人は女子力が高くてかわいらしくてお茶目で元気ですごく豪快な方。病気と闘っている場面でも麻衣さんらしさを表現したいなと思いました」と述べる。さらに2人の息子にも会ったと言い「お2人は人懐っこくてかわいい息子さんを愛していて、奇跡の向こうにあったのはこの時間なんだと思って。そのことを念じながら撮影に入りました」と真摯に語った。

薬師丸は「監督の丁寧な作品作りに参加させていただいたことがとてもうれしくて。いろんな俳優から、監督がとても素敵な人で人気があると聞いていたんです」と瀬々について話す。瀬々は演出について「普通の人に突然襲いかかってきた試練がテーマでしたので、なるたけ初めてのようにやってもらいたかった。どこがどう悪いというわけではないんですけど、『もう1回』と連発してましたね。……申し訳なかったです」と明かした。 

続いて、青いバラとダイヤモンドリリーで作られた花冠が舞台に運ばれる。佐藤は「決まってるじゃないですか。ハマケンさんに」と浜野に被せようとボケて笑いを誘うも「今日のところは土屋さんに」と続け、土屋に花冠を優しく被せる。恥ずかしながらも笑顔を見せる土屋に「似合ってます! ダイヤモンドリリーは花言葉が“幸せな思い出”“忍耐”“箱入り娘”なので土屋さんにぴったり」と説明。土屋は「体重の増減が必要な撮影だったんですけど、健先輩が気にかけてくれて、試合に臨むボクサーとコーチのような関係でした」と例え、佐藤をはじめ家族や共演者、スタッフ、瀬々への感謝の気持ちを丁寧に述べた。

佐藤は「この役をできる人はそういないですし、僕がやれと言われても到底できないような難しい芝居を要求されていて」「この話が映画化されることを聞いたとき、役に届くような女優さんは土屋さんしか思い浮かばなかったですね。土屋さんをサポートしていたけど、そのことについて考えている時間が僕の役作りだったんですよね。感謝したいのは僕のほうです」と土屋を称賛する。

イベントでは、佐藤と土屋の8年前の写真がスクリーンに映し出され、2人が当時の思い出を語るコーナーも。自身が20歳のときの写真を見て佐藤は「気合いという武器だけで戦っていましたね。芝居もテクニックとか皆無ですからとにかく思いだけでやってました」と述懐。土屋は自身の14歳のときの写真を、佐藤も出演していたNHK大河ドラマ「龍馬伝」でのオフスナップだと説明。佐藤を「衣裳部屋でお会いしたとき、着替える順番を譲ってくれた。そのときから紳士で優しいお方だなと思っていました」とたたえた。

back numberが主題歌「瞬き」を担当した「8年越しの花嫁 奇跡の実話」は12月16日より全国でロードショー。

(c)2017「8年越しの花嫁」製作委員会

映画ナタリーをフォロー