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「8年越しの花嫁」モデルとなった夫妻の手紙に土屋太鳳が涙、佐藤健「ほっとした」

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「8年越しの花嫁 奇跡の実話」岡山先行公開舞台挨拶の様子。後列左から瀬々敬久、佐藤健、土屋太鳳。前列左から中原尚志氏、中原麻衣氏。

「8年越しの花嫁 奇跡の実話」岡山先行公開舞台挨拶の様子。後列左から瀬々敬久、佐藤健、土屋太鳳。前列左から中原尚志氏、中原麻衣氏。

8年越しの花嫁 奇跡の実話」の岡山県先行公開舞台挨拶が、本日12月9日に同県のMOVIX倉敷にて開催され、主演の佐藤健土屋太鳳、監督の瀬々敬久が登壇した。

実話をもとにした「8年越しの花嫁 奇跡の実話」では、結婚式の直前に倒れ意識不明となった花嫁・麻衣を待ち続ける青年・尚志の苦悩と愛が描かれる。尚志を佐藤が、麻衣を土屋が演じた。

舞台となっている岡山県にて先行公開された本作。2016年に同県で行った撮影を、佐藤は「撮影の間一度も東京に帰らず、岡山に暮らしているような感じだったのですが、その日常の空気感が画面にも映るといいなと思って演じていました」と振り返る。土屋は「“里帰り出産”ってこういう気持ちなのかなって思いながらこの場に立たせていただいております」と言って笑いを起こし、瀬々から「いつの間に? 聞いてないぞ!」とツッコまれた。

舞台挨拶には本作のモデルとなった中原尚志・麻衣夫妻も登場し、キャストらに花束を贈呈。佐藤が「撮影前も、僕が撮影している間にも、土屋さんはお二人のご実家に遊びに行っていて。『次は誘ってね』って言ったのに、誘ってくれず……」とこぼすと、麻衣氏が「土屋さんから急に『明日オフになったので、行ってもいいですか?』と連絡が来たんです。まさか本当に来るのかなと思っていたら、来たね!」と明かし、会場で笑いが起こった。

さらに麻衣氏から佐藤と土屋に手紙のサプライズプレゼントが。「2人だからこそ強く届く映画になっていると思います。つらいシーンもあったけど、信じて生きていれば必ずいい方向に向きます。この映画が1人でも多くの人に届いて、何かの力になることを願っています」という言葉が2人に送られる。大粒の涙を流した土屋は「麻衣さんががんばったこと、尚志さんが麻衣さんの命を愛し続けてくださったことで、今こういう瞬間を迎えられたんだなと思います」とコメント。佐藤は「すべての始まりは、お二人がこの映画では収まりきらないほど壮絶な日々から逃げずにいてくださったことだと思います。実在する方を演じた経験はなくて、正直怖かった部分もあります。一番にこのお二人にどう思われるかが怖かったのですが、まさかこんな感謝の気持ちをいただけると思っていなくて、ほっとしています」と心境を明かした。

さらに尚志氏から佐藤へ、涙で言葉を詰まらせながらの「僕たちがたくさんの人に支えられて試練を乗り越え、8年越しに結婚式を挙げることができ、新しい命を授かることができたのも奇跡ですが、僕にとって、健さんにこの役を演じていただいたことも奇跡です」というメッセージも。それを受け佐藤は「尚志さんの笑顔が素敵すぎて、どうしようかと思っていました。その笑顔の素敵さ、芯の強さ、魅力のすべてを自分の芝居で体現できないかと悩んで、トライしていたんですが、そう言っていただけて本当にうれしいです」と感謝を述べた。

最後に瀬々は「普通の人生の中にも突然試練が訪れるということがあると思います。そこを、愛と勇気と家族の助け合い、そして友情で乗り越えていく物語です」と映画をアピール。土屋が「ちょうど1年前の岡山に来て、麻衣さんの過去を生きる者として、全力でこの映画を愛し温めてきました」と、佐藤が「自信作と言えます。支えてくれたすべての方に感謝します。中でも、すべての始まりとなった尚志さん、麻衣さん、“8年越しの花嫁”という奇跡を僕たちに見せてくれて、本当にありがとうございます」と話し、舞台挨拶は終了した。

「8年越しの花嫁」は岡山県で先行上映中。12月16日より全国公開となる。

(c)2017「8年越しの花嫁」製作委員会

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