「残穢【ざんえ】ー住んではいけない部屋ー」のスペシャルトークライブが、昨日12月17日に大阪・なんばパークスにて開催され、
小野不由美の小説を原作にしたこの映画は、ミステリー作家の“私”と女子大生“久保さん”が、あるマンションで聞こえる奇妙な音について調べるうちに恐怖を体験するミステリーホラー。
霊的な現象を信じていない“私”という役を務めた竹内だが、自身については「じわじわくる怖い話はからっきしダメで、台本読むのに1カ月かかりました」と明かす。さらに中村から「橋本愛ちゃんの役のことを男の子だと思ってたよね」と挟まれると、「弁解させて下さい! はじめは(台本を)自分の絡んでるところだけチラッと読んで……(笑)。だから“久保さん”というキャラクターは男の相棒だと思っていました。『橋本さんはどこに出るんだろうなあ』と(笑)」と暴露する。
中村は、竹内と橋本のコンビを撮影した感想を「本当に幸せでした」と告白。「はじめは2人が手紙でやりとりする場面なので、1週間くらいは別々に撮影が進んだんですね。ただそれぞれがあまりにきれいなので、2人がそろったらどうなっちゃうんだろうって思いました。ツーショットのシーンなんかは男性スタッフみんなでモニターの前に集まって、ため息をついてましたね」と述懐する。またほかの出演者に関しては「(佐々木)蔵之介さんも滝藤(賢一)さんも、
終盤には司会者から、「作品の注目してほしいポイントは?」という質問が。竹内は「個々の登場人物が交わす何気ない会話の一言を後々まで覚えておくと、後半の怒涛の展開がより深く楽しめる」と回答する。一方の橋本は「普通の人間ドラマだけでは成立しない違和感や、いびつな雰囲気がずっと続くんです。私と竹内さんが取材で会う人、みんな気持ち悪いんですよ(笑)」とこぼす。共演者の佐々木、滝藤、坂口を指すその発言に竹内が「“演じた役”が人としてバランスを欠いている、ということだよね(笑)」とフォローすると、橋本は「そうです。いい意味でバランスを欠いていて、普通の人間ドラマだと省いてしまうような違和感を成立させてしまっているのがこの作品の魅力だと思います」と答えた。
「残穢【ざんえ】ー住んではいけない部屋ー」は、1月30日より全国ロードショー。
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- 「残穢【ざんえ】ー住んではいけない部屋ー」予告編
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水沢ながる @mizunagaru
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出て来る男性キャラ3人に全員実在のモデルがいることを考えると、なんかじわじわくる。