加門七海が⾃⾝の体験をもとにつづった同名小説を映画化した本作。物語は、ホラー作家・鹿角南のもとに旧友から届いた一通の手紙をきっかけに動き出す。旧友は、廃墟での肝試しを機に奇妙な出来事が続いているという。取材半分の思いで禁足地に触れた者たちと会う鹿角だったが、1人は不可解な死を遂げ、ほかの者も次第と理性を失っていく。やがて鹿角は後戻りできない恐怖にむしばまれる。脚本・監督を担当するのは、「チルドレン」「ファンタズム」の
鹿角を演じる橋本は「山のパワーはすごかったです。祝山。なんだかめでたい名前ですが、その真相。見てみぬふりをする、いや、見たまま景色の一部となっている、その恐怖。どうかこの映画を見た人が、感染しないようにと祈るばかりです。見終わった後に、ぜひ鏡を見てみてください」と述べる。
加門は「自身の人生の中でも格別に怖かったエピソードを用いた作品が、どのように映像化されるのか。主役である『山』に浸食されていく人の姿がどう描かれるのか。とても楽しみにしております」と期待を込めた。
橋本愛 コメント
久しぶりのホラー映画で、主演を務めさせていただきました。
私が演じた鹿角はホラー作家でありながら、現実の恐怖にはちゃんと怯えて、霊的な存在には敬意を払う。そんな彼女にシンパシーを感じながら演じていました。
時には泥だらけになりながら、ずっと誰かに見られているような。そんな違和感が付き纏っていました。
鹿角の同級生、矢口のキャラクターが鮮烈で、演じながらも、目に映る彼女の姿が本当なのか、よくわからなくなりました。
山のパワーはすごかったです。祝山。なんだかめでたい名前ですが、その真相。見てみぬふりをする、いや、見たまま景色の一部となっている、その恐怖。
どうかこの映画を見た人が、感染しないようにと祈るばかりです。
見終わった後に、ぜひ鏡を見てみてください。
加門七海 コメント
「祝山」は2007年に上梓された作品です。古いその作品を映画化したいとのお話をいただいた時は、正直驚きました。見つけてくださり、ありがとうございますという気持ちです。主演に橋本愛さんをお迎えできたことも感激でした。
私の作品には小説エッセイを問わず、自分の心霊体験がちりばめられていますが、本作は特に実際に起こったことが色濃く反映されています。自身の人生の中でも格別に怖かったエピソードを用いた作品が、どのように映像化されるのか。主役である「山」に浸食されていく人の姿がどう描かれるのか。とても楽しみにしております。
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