「残穢【ざんえ】ー住んではいけない部屋ー」の初日舞台挨拶が、本日1月30日に東京・丸の内ピカデリーにて開催され、キャストの
小野不由美の小説をもとにした本作は、ミステリー作家の“私”と女子大生の“久保さん”が、マンションで聞こえる奇妙な音を調査するさまを描くホラーミステリー。
本編上映前の舞台挨拶に登場したキャストたちは、来週2月3日の節分にちなみ豆の入った巾着を客席に投げ入れ、観客を沸かせる。ステージに上がった竹内は「皆さんに観ていただいて、より多くの“穢れ”が広がればいいなと思います。我々も“穢れ”を浴びた一員ですけど、こうして全員そろうことができてよかった」と映画のキーワードを交えて挨拶した。
これまでの舞台挨拶でもホラー映画が苦手であると話してきた竹内。司会から「ホラーは克服できましたか?」と聞かれると、「そういうこと聞いちゃうんですか?」とたじろぐ。「18年前のこの時期に『リング』という作品でスクリーンデビューして、今回リベンジという形でホラーに出演が叶ったのですが……ホラーに関しては引退宣言をさせていただければと……」と続け、「もしまたホラーのお話をいただけるのなら、いっそ飛び出して怖がらせるようなキャラクターを演じたい」と心のうちを明かした。
ここで登壇者たちへ、節分の鬼退治にちなみ「退治したい、やっつけたいものは?」という質問が。竹内は「怖いものを克服することと、寒くて怠けてしまう、めんどくさがりな自分の鬼を退治したい」と返答。続いて橋本が「私は夜更かし(してしまう自分)ですかね」と答えると、竹内から「今日は朝早かったよね?」と心配の声が上がる。橋本は「あんまり寝てないです。夜明けは見ました」と朝方まで起きていたことを明かし、竹内を驚かせた。また昨日も実家でお雑煮を食べたという佐々木は「そろそろ正月気分を脱したい」と、最近楽器の練習に励んでいるという坂口は「肩のコリをほぐしたい」と答える。そして滝藤が「僕は悪玉コレステロールですね。健康診断の結果が悪くて。奥さんは栄養士なんですけど、僕を殺そうとしてるのかな?(笑)」と話すと、会場で笑いが起こった。
イベントの終盤では、本作が日本以外でも11の国と地域で上映されること、そしてイタリアの第18回ウーディネ・ファーイースト映画祭のコンペティション部門へ正式出品されることがアナウンスされた。これを受け中村は「向こうのホラー映画はたいてい襲ってくるものが多い。“穢れが残る”とか、そこにいるだけの怖さっていうものがあるんですよと示せるのが楽しみですね」と笑顔を見せた。
最後に竹内は「これがハッピーエンドなのかバッドエンドなのかはお家に帰ってから決めてほしいんです。タイトルで『住んではいけない部屋』と言っていますが、皆さんの部屋が大丈夫かどうかは数日経ってからわかると思います。あなたの部屋は“住んでもよい部屋”になりますように!」と観客へメッセージを送る。そして中村は「原作はそばに置いておくだけでも怖い本です。この映画も観ても大丈夫なのかな?というくらい“デカよりあぶない”作品なんですけど……(笑)」と、同じく本日公開となる「さらば あぶない刑事」を匂わせる発言で笑いをとった。
「残穢【ざんえ】ー住んではいけない部屋ー」は全国の劇場で上映中。
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- 「残穢【ざんえ】ー住んではいけない部屋ー」公式サイト
- 「残穢【ざんえ】ー住んではいけない部屋ー」予告編
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ここぁ @co_co_a_24
せやせや、今日は舞台挨拶やったんや(๑˃͈꒵˂͈๑)
仕上がりの良い蔵之介さん♫
(๑˃̵ᴗ˂̵)و
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