ランクヘッド、史上空前のCOASTみかん祭は大成功

3月16日、東京・新木場STUDIO COASTにてランクヘッドの自主企画イベント「史上空前のみかん祭ワンマン×SLOW NIGHT」が開催された。

このイベントは彼らの恒例ライブイベント「みかん祭」と、石川龍（Dr）がオーガナイズするDJイベント「SLOW NIGHT」のコラボレーション企画。「SLOW NIGHT」は通常オールナイトで開催されているが、今回は18歳未満のファンも参加できるように早い時間帯での開催となった。

16時からは第1部「みかん祭ワンマン」がスタート。4月2日リリースのシングル「素晴らしい世界」に収録された「LUNKHEAD入場のテーマ」に乗って登場した4人は、全国各地から集まった1500人のファンを前に白熱のライブを展開した。

3月5日リリースのベストアルバム「ENTRANCE ～BEST OF LUNKHEAD age18-27～」の収録曲を中心としたセットリストに、フロアを埋めたファンは大熱狂。ニューシングル「素晴らしい世界」、さらに4月16日リリースのニューアルバム「孵化」収録の新曲も披露し、現在の彼らの総決算的なステージを見せつけた。

途中のMCでは「ENTRANCE」のジャケット写真について、昨年12月に行われたLIQUIDROOM ebisuでのライブ直後に撮影したというエピソードを披露。「自分で見ても髪型がヅラっぽい（笑）」（合田悟/B）、「友達から『なんで1人だけ脱いでて3人は泣いてんの？』って訊かれた。確かに泣いてるみたいに見えるんだよ」（小高芳太朗/Vo,G）といった裏話でファンを笑わせた。

また、ライブの終盤にはアルバムリリースツアーのファイナル公演を、5月31日にSHIBUYA-AXで行うことを発表。ファンへの感謝価格としてチケット料金を999円に設定したことも明らかにし、フロアからは大きな歓声が沸いた。

ライブ終演後、18時過ぎからは第2部「SLOW NIGHT」がスタート。メインフロアではメンバーやゲストDJによるDJプレイが行われ、会場内には写真展やマッサージ、占いなどのコーナーが展開。このほか、メンバーの考案したドリンクメニューやフードメニューの販売も行われ、ファンはそれぞれ思い思いのスタイルでイベントを楽しんでいた。

3月28日には彼らの故郷・愛媛県新居浜市民文化センターで「史上空前のみかん祭ワンマン×文セン」が行われる。こちらも新木場に負けない盛り上がりとなりそうだ。