五輪真弓の名曲「恋人よ」初めての公式リリックビデオ公開、発売から45年で

9

69

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 13 25
  • 31 シェア

五輪真弓が1980年に発表した名曲「恋人よ」の初となるオフィシャルリリックビデオが、彼女の誕生日である本日1月24日にYouTubeで公開された。

五輪真弓「恋人よ」シングルジャケット

五輪真弓「恋人よ」シングルジャケット

大きなサイズで見る(全4件)

五輪真弓

五輪真弓[拡大]

五輪は1972年10月にシングル「少女」、アルバム「少女」を2作同時発売してCBSソニーからデビュー。レコーディングにキャロル・キング、チャールズ・ラーキー、デヴィッド・キャンベルといった名だたる音楽家が参加し、五輪のための新レーベルが設立されるなど、当時の新人としては異例とも言える鮮烈なデビューを飾る。またヨーロッパ、アジアで作品が発売され、1982年には日本人アーティスト初となる香港スタジアムでのワンマンコンサートを開催。日本人アーティストの海外進出の先駆けとなった。

「恋人よ」は五輪にとって通算18枚目のシングル。表題曲はデビュー当時のプロデューサーの死をきっかけに作られた、最愛の人を失った悲しみを歌ったバラードだ。五輪はこの曲で1980年の「第22回 日本レコード大賞」の金賞を受賞し、年末の「NHK紅白歌合戦」に初出場を果たした。長きにわたって多くの人に愛されている「恋人よ」は、日本では淡谷のり子、美空ひばりをはじめ多くのシンガーがカバー。また中国、韓国、インドネシア、マレーシア、ベトナムなどでも多くの歌手によって歌われている。

なお五輪は普段からYouTubeをチェックしているとのことで、「素晴らしいアーティストの方やいい歌、感動する歌がたくさんありますね。若い人の曲作りや発信の変化には驚きます。また、アニメ主題歌がこれほど世界に広まるとは思いもしませんでした」と昨今の音楽シーンについてコメント。また「恋人よ」のリリックビデオについては、イメージ通りの素晴らしい内容になったとしており、「ドラマチック過ぎず、淡々と表現していただいた色使いも楽曲の不変的な部分にマッチしており、長く聞いていただいた楽曲のように、この映像も広い世代の方々に色々な思いを感じていただければ幸いです」と述べている。

五輪真弓「恋人よ」オフィシャルリリックビデオ

五輪真弓 コメント

普段からYouTubeを見ますが、素晴らしいアーティストの方やいい歌、感動する歌がたくさんありますね。
若い人の曲作りや発信の変化には驚きます。また、アニメ主題歌がこれほど世界に広まるとは思いもしませんでした。
日本の個性ともいえる漫画やアニメの価値が認められ、新しいメディアを通じて世界に広まったという事だと思います。
今後時代がどのように変化するか、予測がつかないですね。

今回の映像は「恋人よ」のイメージ通りの素晴らしいリリックビデオになったと感じています。ドラマチック過ぎず、淡々と表現していただいた色使いも楽曲の不変的な部分にマッチしており、長く聞いていただいた楽曲のように、この映像も広い世代の方々に色々な思いを感じていただければ幸いです。

この記事の画像・動画(全4件)

読者の反応

  • 9

Kiyoshi @Kiyoshileo

後で見る! → 五輪真弓の名曲「恋人よ」初めての公式リリックビデオ公開、発売から45年で(動画あり / 本人コメントあり) https://t.co/EZPuISHAQp

コメントを読む(9件)

関連記事

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。