山下達郎の新曲は岡村隆史&松雪泰子主演映画の主題歌
2010年1月29日 20:00 1
今回の主題歌起用は、撮影前のロケハンで沖縄を訪れていた李闘士男監督やスタッフがカーラジオで達郎の「ヘロン」を聴いたことがきっかけ。天気も悪く撮影に最適な海岸が見つからないため焦燥感が蔓延していたロケバスで「ヘロン」がオンエアされると、車窓から見えた海岸には太陽が差し、天地創造のような美しい風景が目前に登場。李監督は直感的にその海岸をメインシーンに使うことを決めたという。
その後、李監督は達郎の楽曲を映画の主題歌にしたいと決意し、撮影中も願かけとばかりに達郎の楽曲を連日BGMに使用。プロデューサーが正式に主題歌制作をオファーしたところ、達郎が脚本に感動してそれを快諾し、新曲「希望という名の光」を書き下ろした。
「希望という名の光」は「ずっと一緒さ」「僕らの夏の夢」に続くバラード3部作の完結編。この珠玉のバラードがラストに響きわたり、映画をより一層感動的なものにしている。
「てぃだかんかにん -海とサンゴと小さな奇跡-」は沖縄の海でサンゴ礁の再生に取り組み、困難を乗り越えながら世界で初めて養殖サンゴの移植・産卵を成功させた、金城浩二の感動の実話をベースにした映画。「デトロイト・メタル・シティ」などで知られる李が監督を手がける。
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音楽ナタリー @natalie_mu
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