吉川晃司44歳の誕生日はフリーライブでシンバルキック

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吉川晃司が44歳の誕生日を迎えた8月18日、東京・SHIBUYA-AXにて記念ライブを開催した。

アンコールを含む全11曲、吉川はリラックスした様子ながらも歌とダンスには手抜きなし。「恋をとめないで」では「誕生日の夜だぜ 連れ出してあげる」と歌詞を変え、ファンを喜ばせた。

アンコールを含む全11曲、吉川はリラックスした様子ながらも歌とダンスには手抜きなし。「恋をとめないで」では「誕生日の夜だぜ 連れ出してあげる」と歌詞を変え、ファンを喜ばせた。

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身の丈以上の高さに設置されたシンバルに回し蹴りを決める、名物「シンバルキック」。

身の丈以上の高さに設置されたシンバルに回し蹴りを決める、名物「シンバルキック」。

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毎年誕生日は通常のライブを行ってきた吉川。この夏は野外フェスへの出演などスケジュールが相次ぎ、本来はライブの予定が入っていなかった。しかし、今年移籍したばかりのユニバーサルミュージックが、お祝いにと今回のフリーライブを組んだのだという。

毎年誕生日は通常のライブを行ってきた吉川。この夏は野外フェスへの出演などスケジュールが相次ぎ、本来はライブの予定が入っていなかった。しかし、今年移籍したばかりのユニバーサルミュージックが、お祝いにと今回のフリーライブを組んだのだという。

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「ハイ、チーズ!」に変わり、記事にはできないキケンな合い言葉で1回目の記念撮影。2回目は健全に「愛してるぜ!」でパチリ。

「ハイ、チーズ!」に変わり、記事にはできないキケンな合い言葉で1回目の記念撮影。2回目は健全に「愛してるぜ!」でパチリ。

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ありえない高さに組まれたシンバル。初めて間近で観たダイノジの2人は「本物ってこんなに高いんだ!!」と大興奮。エアギター世界チャンプ・大地洋輔は果敢にシンバルキックに挑んだが、当然半分の高さにも届かなかった。

ありえない高さに組まれたシンバル。初めて間近で観たダイノジの2人は「本物ってこんなに高いんだ!!」と大興奮。エアギター世界チャンプ・大地洋輔は果敢にシンバルキックに挑んだが、当然半分の高さにも届かなかった。

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このライブは、5月に発売されたシングル「傷だらけのダイヤモンド」と7月発売のアルバム「Double-edged sword」の両方を購入した人を対象に行われた、招待制のバースデーパーティ。会場は高倍率の抽選を勝ち抜いた幸運なファンで埋め尽くされた。

ステージにはまず吉川の大ファンであるお笑い芸人・ダイノジが登場し、DJとエアギターで会場をあたためる。会場を埋め尽くした吉川ファンはすでにスイッチが入った状態で、手拍子をしたり拳を振り上げたりと大興奮。前座としての役割を十分すぎるほどに果たし、この日の主役、吉川にバトンをつなげた。

大歓声の中ステージに現れた吉川は、黒いTシャツにタイトなブルーデニムというシンプルな出で立ち。おなじみのメンバー、ホッピー神山(Key)、弥吉淳二(G)、菊地英昭(G)、小池ヒロミチ(B)、坂東慧(Dr)の鳴らす重たいサウンドに合わせ、吉川が体をくねらせる。まずは最新アルバム「Double-edged sword」のオープニングナンバー「Mr. Body & Soul」だ。

続く「El Dorado」ではスタンドからマイクを引き抜き、一段と激しいダンスを交えながら熱唱する吉川。そしてこの曲の最後では、この日最初の「シンバルキック」が飛び出した。「今日はジーンズだからさ、足が上がらねえんだよ(笑)」と話す吉川は、普段のコンサートとは違ったステージということもあり、始めからリラックスムード。「たまにはのんびり。今日はお誕生日の会ですから」と会場をなごませた。

MCを挟んだあとは「にくまれそうなNEWフェイス」「RAIN-DANCEがきこえる」と初期のナンバーや、ヒット曲「せつなさを殺せない」などキラーチューンを連発。また「BOMBERS」では金色のレスポールを肩にかけ、EMMA&弥吉とトリプルギターバトルを展開した。ラストは最新シングル「傷だらけのダイヤモンド」からCOMPLEX「恋をとめないで」の鉄板コンボで、コール&レスポンスの大合唱。ステージを締めくくる華麗なシンバルキックを決めた。

吉川がステージを去ろうとすると、ダイノジの2人が巨大なケーキを持って再登場。そしてステージと客席のライトが完全に落とされ、ロウソクの灯りだけがゆらめく。会場じゅうの視線が注がれる中、吉川が炎を吹き消すと、ひときわ大きな歓声がこだました。

バンドメンバーによるロックな「ハッピーバースデー」の大合唱や、客席との記念撮影を行い、イベントは終了。が、客電が灯され退場のアナウンスが流れても声援が鳴り止まない。吉川はふたたびステージに上がると「コンサートじゃないんだからさあ。今からテレビの取材が2本入ってんだよ」と苦笑いを浮かべながらも「じゃあ、やるからね」とアンコール「The Gundogs」を熱唱。「オイッス。おつかれさん」と軽やかな挨拶を残し、44歳の初ステージを終えた。

吉川はこのあと10月29日より、25周年ツアー「KIKKAWA KOJI LIVE 2009-2010 25th Anniversary LIVE GOLDEN YEARS TOUR」をスタートさせる。

なお、ダイノジ大谷ノブ彦のブログ「不良芸人日記」には楽屋裏の風景などが紹介されているので、ファンはこちらもチェックしておこう。

吉川晃司プレミアムバースデーイベント セットリスト

01. Mr.Body & Soul
02. El Dorado
03. にくまれそうなNEWフェイス
04. RAIN-DANCEがきこえる
05. 南風honey
06. せつなさを殺せない
07. アクセル
08. BOMBERS
09. 傷だらけのダイヤモンド
10. 恋をとめないで

<アンコール>
11. The Gundogs

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音楽ナタリー @natalie_mu

吉川晃司44歳の誕生日はフリーライブでシンバルキック http://natalie.mu/news/show/id/20132

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