今回のプロデュースは、YOSHIKIがエグゼクティブプロデューサーを務めるエナジードリンク「ROCK STAR」が、童夢レーシングチームの2009年度メインスポンサーに決定したことから実現。会場のHondaウエルカムプラザ青山には大勢の報道陣と、YOSHIKIの公式携帯サイト「YOSHIKI mobile」から招待された多数のファンが集まった。
予定どおり15時より始まった会見にはYOSHIKIのほか、童夢社長の林みのる、中村監督、そして道上龍と小暮卓史の両ドライバーが登壇。それぞれ今年度のレースに賭ける思いを語った。
林社長は「モータースポーツを一般社会へアピールしたいと思っていたところへ、クルマ好きなYOSHIKIさんとの接点ができてこの話が決まりました。今年はドライバーの熟練度も車のクオリティも上がったので、そこそこの戦いはできると思います」と意気込みを語った。また、記者会見直前に初めてYOSHIKIと会ったという道上ドライバーは「こういうプロジェクトになってとても驚いています。YOSHIKIさんは海外でも有名な方なので、日本のモータースポーツにも何かをもたらしてくれると思いますし、一緒にレースを盛り上げていきたいと考えています」と語った。
プロデューサーのYOSHIKIは今回のチーム名について、「カッコいいですね。ただね、僕『ドーム』って聞くとちょっとびびるんですよ(笑)。とにかく、僕が子どものころから知っているチームなのでとても嬉しいです」と笑顔で喜びを口にした。また、普段のモーターライフについては「普段はけっこう速いクルマに乗ってます。エコカーも持っていますけど、速いクルマが好きですね」と、レース好きのYOSHIKIらしい素顔をうかがわせた。
さらに、プロデューサーとして実現させたい夢は「勝つことじゃないですか? やるからには勝たないといけないですね」と即答。ドライバーの2人への激励の言葉を求められると「勝ってください」と言葉をかけ、プレッシャーを与えた。
また、YOSHIKIは今後のX JAPANの国内ライブスケジュールについても言及。「交渉はいろいろしているんですが、実は大阪の京セラドームと交渉が決裂しまして(笑)。ただ、東京ドームは日程が決まりました。5月2日と3日にやります」と、東京ドーム2DAYSライブが決定したことを発表。集まった報道陣やファンからは大きな歓声が起こった。
このほか地方でもライブを行うため、各会場との交渉を行っていることも明らかにしたYOSHIKI。「振動や騒音の問題があるなら、例えばオーケストラライブにするとか、いろいろな対策を考えています。実は京セラドームがダメなら、ってことで甲子園とも交渉したんですよ。去年いろいろあって甲子園に行けなかったんで(笑)」と、自虐的なジョークを交えて交渉の様子を披露した。
このほかワールドツアーについても、フランス公演を夏に、北京公演を秋に行う予定であることを発表。「いつもファンの人に申し訳ないんですよ。急にライブが決まって急にチケットを売り出すので」と、ファンを気遣う様子もうかがわせた。
記者会見後に行われた質疑応答にはファンも参加。以前発言していた「6人目のメンバー」について訊かれると、「言うときは言うから」と苦笑交じりに回答。また、オークション形式でのチャリティーライブが中止になったことについては「著作権の問題があって、ひとつ100万の席があるとそれを中心に著作権料を支払わないといけないんです。それで前回は中止にしたんですが、今後のチャリティー活動はもちろん考えていますので、決まったらお知らせします」など、ファンからの質問に丁寧に答えた。
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音楽ナタリー @natalie_mu
YOSHIKI記者会見でX JAPANドームライブを電撃発表 http://natalie.mu/news/show/id/13325