YOSHIKI記者会見でX JAPANドームライブを電撃発表

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X JAPANのYOSHIKIがSUPER GT 童夢レーシングチームのプロデューサーに就任。本日2月11日、「TEAM YOSHIKI & DOME PROJECT」の発表記者会見を行った。

X JAPANとは?

1982年にYOSHIKI(Dr, Piano)とToshl(Vo)を中心に結成される。インディーズで絶大な人気を誇り、1989年にアルバム「BLUE BLOOD」でメジャーシーンに進出する。派手なメイクと衣装に代表される独特のスタイルが大きく注目される一方で、ハイクオリティなヘヴィメタルサウンドと確かな演奏力が高評価を獲得。攻撃的なメタルナンバーとドラマチックなバラードの双方に定評があり、ヴィジュアル系バンドの先駆者的存在としても認知されている。人気絶頂の1997年、ToshIの脱退宣言を機に解散。再結成が熱望されるも翌1998年にHIDEが急逝し復活は絶望視される。しかし2007年10月に突然活動再開を宣言し、復活第1弾となった新曲「I.V.」はハリウッド映画「SAW4」のメインテーマソングに採用された。2008年3月には復活の東京ドームライブを3日間にわたり開催。2009年5月にはSUGIZO(G)が新メンバーとして正式加入した。2010年8月には米の大型ロックフェス「ロラパルーザ」に出演し初の全米ツアーを行ったほか、日産スタジアムでの2DAYSライブも開催。2011年にはヨーロッパ、日本、南米、アジアを回るワールドツアーを、2014年10月にはアメリカ・ニューヨークのMadison Square Gardenでのワンマンライブを成功に収めた。2015年には宮城・石巻 BLUE RESISTANCEで東日本大震災の復興支援チャリティライブを行い、2800万円を超える寄付金を集めた。2017年3月にイギリス・The SSE Arena, Wembley公演を開催し、それと同時にドキュメンタリー映画「We Are X」を公開。5月にYOSHIKIが人工椎間板置換手術を受けたため、7月の日本国内ツアーを急遽アコースティック編成で行った。2018年9月に千葉・幕張メッセ国際展示場1~3ホールでワンマンライブ「X JAPAN Live 日本公演 2018~紅に染まった夜~ Makuhari Messe 3Days」を開催。3日目公演では台風の影響により“無観客ライブ”を敢行し、世界に向けてその模様を生中継した。

「ギリギリのところで戦っている感じが僕と似ている」と、モータースポーツへの思いを語ったYOSHIKI。

「ギリギリのところで戦っている感じが僕と似ている」と、モータースポーツへの思いを語ったYOSHIKI。

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4月に鈴鹿サーキットで行われるレースはYOSHIKIプロデューサーも観戦予定とのこと。

4月に鈴鹿サーキットで行われるレースはYOSHIKIプロデューサーも観戦予定とのこと。

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今回のプロデュースは、YOSHIKIがエグゼクティブプロデューサーを務めるエナジードリンク「ROCK STAR」が、童夢レーシングチームの2009年度メインスポンサーに決定したことから実現。会場のHondaウエルカムプラザ青山には大勢の報道陣と、YOSHIKIの公式携帯サイト「YOSHIKI mobile」から招待された多数のファンが集まった。

予定どおり15時より始まった会見にはYOSHIKIのほか、童夢社長の林みのる、中村監督、そして道上龍と小暮卓史の両ドライバーが登壇。それぞれ今年度のレースに賭ける思いを語った。

林社長は「モータースポーツを一般社会へアピールしたいと思っていたところへ、クルマ好きなYOSHIKIさんとの接点ができてこの話が決まりました。今年はドライバーの熟練度も車のクオリティも上がったので、そこそこの戦いはできると思います」と意気込みを語った。また、記者会見直前に初めてYOSHIKIと会ったという道上ドライバーは「こういうプロジェクトになってとても驚いています。YOSHIKIさんは海外でも有名な方なので、日本のモータースポーツにも何かをもたらしてくれると思いますし、一緒にレースを盛り上げていきたいと考えています」と語った。

プロデューサーのYOSHIKIは今回のチーム名について、「カッコいいですね。ただね、僕『ドーム』って聞くとちょっとびびるんですよ(笑)。とにかく、僕が子どものころから知っているチームなのでとても嬉しいです」と笑顔で喜びを口にした。また、普段のモーターライフについては「普段はけっこう速いクルマに乗ってます。エコカーも持っていますけど、速いクルマが好きですね」と、レース好きのYOSHIKIらしい素顔をうかがわせた。

さらに、プロデューサーとして実現させたい夢は「勝つことじゃないですか? やるからには勝たないといけないですね」と即答。ドライバーの2人への激励の言葉を求められると「勝ってください」と言葉をかけ、プレッシャーを与えた。

また、YOSHIKIは今後のX JAPANの国内ライブスケジュールについても言及。「交渉はいろいろしているんですが、実は大阪の京セラドームと交渉が決裂しまして(笑)。ただ、東京ドームは日程が決まりました。5月2日と3日にやります」と、東京ドーム2DAYSライブが決定したことを発表。集まった報道陣やファンからは大きな歓声が起こった。

このほか地方でもライブを行うため、各会場との交渉を行っていることも明らかにしたYOSHIKI。「振動や騒音の問題があるなら、例えばオーケストラライブにするとか、いろいろな対策を考えています。実は京セラドームがダメなら、ってことで甲子園とも交渉したんですよ。去年いろいろあって甲子園に行けなかったんで(笑)」と、自虐的なジョークを交えて交渉の様子を披露した。

このほかワールドツアーについても、フランス公演を夏に、北京公演を秋に行う予定であることを発表。「いつもファンの人に申し訳ないんですよ。急にライブが決まって急にチケットを売り出すので」と、ファンを気遣う様子もうかがわせた。

記者会見後に行われた質疑応答にはファンも参加。以前発言していた「6人目のメンバー」について訊かれると、「言うときは言うから」と苦笑交じりに回答。また、オークション形式でのチャリティーライブが中止になったことについては「著作権の問題があって、ひとつ100万の席があるとそれを中心に著作権料を支払わないといけないんです。それで前回は中止にしたんですが、今後のチャリティー活動はもちろん考えていますので、決まったらお知らせします」など、ファンからの質問に丁寧に答えた。

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音楽ナタリー @natalie_mu

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