星野源「聖☆おにいさん」試写会で“腹痛”Tシャツ贈られる

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昨日4月18日、アニメ映画「聖☆おにいさん」の完成披露試写会が東京・シネマメディアージュにて行われ、舞台挨拶に星野源と森山未來が登壇した。

お互いに交換したTシャツを披露する森山未來(写真左)と星野源(右)。

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星野源

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今作で星野と森山は声優に初挑戦。星野はブッダ役を、森山はイエス役を演じている。舞台挨拶では森山が「オファーをもらったのは去年の9月で、ちょうどそのときやっていた舞台の設定がキリスト教と関わりのあるものだったので、イエスの役をいただいたのは縁を感じました」とオファーを受けたときの心境をコメント。星野は「アニメやマンガが子供のころから大好きで、ずっとあの中に入りたいと思っていました。違う会社の作品なのではっきり言うのもあれですが……『天空の城ラウタ』(ラピュタ)を観たあとは『女の子落ちてこねーかな』とか『あそこらへんに島浮いてないかな』とか、そういう妄想をしていた子供だったので、話が来たときは本当にうれしかった」とコメントし、「アニメーションに声をあてるというハードルの高さもすごく感じている」と俳優との違いを実感していることも述べた。

また星野は役作りについて「声色を変えようとすると、どうしても小手先になってしまう。とにかく自分の声でなるべくブッダの感情を表現しようとした」と語り、森山も「テクニカルなことに関してはまったく自信がない」と星野の言葉に同意した。また聖人独特のしゃべり方について森山は「ちょうど舞台でドラァグクイーンの役をやっていたので使えるのではと思った。ただ実際やってみると、ちょっとトゥーマッチになったので、そこから調整していきました」と試行錯誤しながら声を作っていた裏話を披露した。

さらにブッダの趣味がTシャツ作りであることにちなんで、森山と星野がお互いに相手に向けた言葉をプリントしたオリジナルTシャツをプレゼント。森山は星野もブッダも胃腸が弱いことから「腹痛」とプリントしたTシャツを用意した。一方の星野は「特に理由もなく、なんとなく野宿をしていた」という森山のエピソードを受けて「野宿」とプリントしたTシャツを送り、息の合った様子を伺わせた。

映画「聖☆おにいさん」は5月10日より全国公開。監督は高雄統子、脚本は根津理香、アニメーション制作はA-1 Picturesが手がけ、音楽はムーンライダーズの鈴木慶一と白井良明が担当している。

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