松田聖子、セルフプロデュース曲で話題映画を彩る

松田聖子のニューシングル「涙のしずく」が5月2日にリリースされることが決定した。

本作のタイトル曲は、4月28日から全国公開される映画「わが母の記」のイメージソング。「わが母の記」は井上靖の自伝的小説「わが母の記～花の下・月の光・雪の面」を映像化したもので、役所広司、樹木希林、宮崎あおい、南果歩、キムラ緑子、ミムラ、菊池亜希子、三浦貴大、真野恵里菜、三國連太郎といったそうそうたる面々の出演で話題を集めている。

「涙のしずく」は聖子自身が作詞・作曲・プロデュースを担当。彼女はこの曲の制作について、「（『わが母の記』を観て）あまりの素晴らしさに感動し胸がいっぱいになり、しばらく椅子から立ち上がることさえできないくらいでした。その後、夢中になって曲と詞を書きました」とコメントを寄せている。

なお、松田聖子は6月10日から全国ツアー「SEIKO MATSUDA CONCERT TOUR 2012」を開催。全国6都市で計9公演を実施する。

松田聖子 コメント

「わが母の記」を観させて頂きました。
あまりの素晴らしさに感動し胸がいっぱいになり、しばらく椅子から立ち上がることさえできないくらいでした。
その後、夢中になって曲と詞を書きました。
人を想う気持ちは、時間を超えて相手に届くものだと確信し、
人と人は愛で強く結ばれているのだと改めて感じさせられました。
その感じたままの気持ちを、私なりに「涙のしずく」に込めました。
映画を観させていただいた後、心が洗われ、とても良い気持ちになりました。
そして、もっともっと家族や周りの人達を大切にしたいと思いました。
本当に素晴らしい映画をありがとうございました。

映画「わが母の記」プロデューサー 石塚慶生 コメント

今回、聖子さん自身の手により、情感を込めて作っていただいた楽曲を聞いて、美しく清らかでありながらも、凄みすら感じる「母の愛」を感じました。
映画は過去の傷を抱え、疎遠だった親子が認知症をきっかけに、次第に本物の家族になっていく物語です。
ある家族のささやかな物語ですが、この曲によって、さらにスケールアップした世界観が重ねられるのではないでしょうか。
本当に感謝しております。

SEIKO MATSUDA CONCERT TOUR 2012

2012年6月10日（日）埼玉県 さいたまスーパーアリーナ
2012年6月23日（土）愛知県 日本ガイシホール
2012年6月24日（日）愛知県 日本ガイシホール
2012年6月30日（土）大阪府 大阪城ホール
2012年7月1日（日）大阪府 大阪城ホール
2012年7月5日（木）神奈川県 パシフィコ横浜国立大ホール
2012年7月13日（金）東京都 日本武道館
2012年7月14日（土）東京都 日本武道館
2012年8月4日（土）福岡県 マリンメッセ福岡