「ベネチア映画祭」オリゾンティ部門グランプリを受賞した塚本晋也監督作品「KOTOKO」で映画初主演を果たしたCocco。この映画は彼女のこれまでの人生におけるさまざまな体験が原案となり、それを塚本監督が脚本化して、その主人公をCocco本人が演じるという特別な成り立ちをしている。
「コトコノコ」は絵本や小説など書籍の分野でもヒット作を輩出しているCoccoが、映画に込めた思想やメッセージなどをエッセイとして書き下ろしたもの。自分の子供を初めて抱いたときの怖れや、人には見えないものが見えてしまう脳、父に教わった宇宙の成り立ち、生きていることを確認するために自ら流す血のことなど、衝撃と感動を呼ぶエピソードが満載されており、映画「KOTOKO」のキャラクターとCocco本人をつなぐ内容となっている。
また、本書の出版を記念して4月7日より東京・原宿ギャラリーアイリヤードにて「コトコノコ展 Coccoによる映画『KOTOKO』の世界を体感しよう~」が開催されることも決定。映画撮影のためにCocco本人が作成した美術作品や、この個展のために描き下ろされた新作絵画などの展示が予定されている。
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音楽ナタリー @natalie_mu
衝撃と感動のエピソード満載、Cocco書き下ろしエッセイ集 http://t.co/ogPgzsqn