高校卒業間近の井手綾香、同世代生徒のために歌のエール

昨日2月4日に井手綾香が、北海道・北見芸術文化ホールにて行われた北見藤女子高等学校の卒業式でスペシャルライブを行った。

このライブは、井手が地元宮崎から東京へ向かう飛行機の中で、自分自身にエールを送るべく書き下ろした「雲の向こう」が、同校の生徒たちの共感を呼んだことから実現したもの。生徒たちが「私たちも、同じ気持ちで高校を卒業して次の道へ進みたい。もし叶うならば卒業式で歌ってほしい！」と先生に伝えたところ、その思いに感銘を受けた先生たちが井手にオファーしたという。自身も3月1日に高校を卒業する井手は、同世代にも自分の歌が届いていることに感動し、卒業式でのパフォーマンスを快諾した。

井手は今年卒業を迎える75名の生徒たちのために、「雲の向こう」「君からのメッセージ」「未来への扉」といった希望にあふれたナンバーを次々と熱唱。「きっと、ずっと」の前には、「家族、友達、恋人など自分を支えてくれる大切な人への思いを綴った曲です。卒業を迎えた今日、大切な友人や家族を想って聴いてもらえるとうれしいです」と述べ伸びやかな声を響かせた。

ライブ終了後、井手は「いつの間にか、演奏しながら私自身の卒業を感じてしまって。こうして同じ気持ちを共有している人たちの前でライブができて、私も高校を卒業して、これから1人の歌手として歩んでいく気持ちがより現実的に感じました」とコメントを残した。

なお彼女は3月21日に高校卒業後初の作品として2ndシングル「ヒカリ」をリリースすることが決定している。このシングルの表題曲はアーティストとして新しい門出を迎える自分自身を歌ったナンバーで、P&G「パンテーン」の2012年春のテレビCMイメージソングとして2月下旬よりオンエアがスタート。またカップリングには「代々木ゼミナール」の新CMソングに起用された新曲「風をつかまえて」などが収められる。

■井手綾香「ヒカリ」