結成20周年を前に、ファンク界の帝王ジェームス・ブラウンも在籍した名門と同じ名を持つ国内メジャーレーベル、キングレコードに移籍することを決めたオーサカ=モノレール。今回の作品はバルセロナ公演を収録したライブアルバム「LIVE IN SPAIN」から1年半ぶり、スタジオアルバムとしては「REALITY FOR THE PEOPLE」以来約5年ぶりの新作となる。
アルバムは全11曲入りで、ジャングルをイメージして作られた構想10年の野心作。リーダーの中田亮(Vo, Organ)はこのアルバムのコンセプトについて「1977年、アフリカのうっそうとした森林の中に誰も知らない国がある。そこにそびえ立つ巨大なステージで、誰も知らないバンドが異形のファンクを演奏していて、観客が大熱狂してるんです。で、このバンドは明らかに1969年のジェームス・ブラウンに影響を受けて結成されたバンドなんですよ」「このバンドのライブを体験した誰かが“あのグルーヴを生み出したい!”と言って、いろんな機械とか使って、後に作り出した音楽が“テクノ”や“ハウス”になったりした、みたいな(笑)」と説明している。
オーサカ=モノレールは現在初のニュージーランド公演を敢行しており、夏には「FUJI ROCK FESTIVAL '11」や「SunSetLive 2011」といったフェスに出演。秋にはヨーロッパツアーを予定している。
オーサカ=モノレール「STATE OF THE WORLD」収録曲
01. STATE OF THE WORLD
02. THE ARCHIPELAGO
03. ENDEMISM
04. STOP DOGGIN' ME AROUND
05. SYRINXOLOGY
06. WORK SONG
07. HUNG UP
08. ANDRIAS JAPONICUS
09. MOTHER POPCORN
10. AIN'T IT FUNKY NOW
11. SOMETHING
オーサカ=モノレールのリリース情報
リンク
- オーサカ=モノレール | OSAKA MONAURAIL
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音楽ナタリー @natalie_mu
オーサカ=モノレールがメジャー移籍で約5年ぶりアルバム http://natalie.mu/music/news/52042