「POP LIFE」からわずか4カ月のスパンで発表される今回のアルバム。表題曲はすでにツアー「KING OF STAGE VOL.9 ~POP LIFE RELEASE TOUR 2011~」でも披露されている爽快かつノスタルジックなナンバーで、東日本大震災の被害を受けた仙台に住むDJ MITSU THE BEATS(
このほか本作にはMr. Drunk a.k.a Mummy-Dによる5年ぶりのセルフプロデュース曲や、サーフロックをヒップホップに落とし込んだ「サマー・アンセム feat. 小野瀬雅生(CRAZY KEN BAND)」など、メンバー3人それぞれが指揮をとったサマーソングを収録。また、DJ PMXと☆Taku Takahashi(
なお、RHYMESTERは6月5日にZepp Tokyoで「KING OF STAGE VOL.9 ~POP LIFE RELEASE TOUR 2011~」の東京公演を敢行。アルバム「POP LIFE」の1曲目「After The Last」のイントロが鳴り響くとともにステージが開幕し、「そしてまた歌い出す」「Just Do It!」と「POP LIFE」の収録曲順にエモーショナルなステージを展開した。
幼児虐待をテーマにした「Hands」で会場の雰囲気がシリアスになったところで、宇多丸が「性行為の歌でーす!」と曲紹介して「肉体関係 part.2」を披露するなど、いいところを台無しにしてしまうのもRHYMESTERの魅力。その後「ほとんどビョーキ」で前半終了となり、メンバーは一旦ステージから姿を消した。
今回のセットには、立体の建造物に映像を投影して3Dビジュアルを作り出す最新技術「マッピング」を導入。メンバーが降壇している間は、「Hands」のビデオクリップに登場したキャラクターなどがマッピングで投影されるショータイムとなった。
後半はメロウな「POP LIFE」からスタートし、その後は最近のツアーでは恒例の「何を歌うかわからない」コーナーへ。これはオリジナルキャラ「しゅうけいくんZ」のルーレットにゲストがダーツの矢を放ち、演奏する過去アルバム曲を決めるというもの。この日はゲストに
震災後の思いを込めて新たにアカペラ部分を書き下ろした「Walk This Way」では、楽曲発表時とはひと味違う感動を呼び起こし会場が一体化。アンコールでは「ONCE AGAIN」を皮切りに濃厚なパフォーマンスが展開され、最後に「フラッシュバック、夏。」が披露されてこの日のライブは幕を閉じた。
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音楽ナタリー @natalie_mu
テーマは夏!RHYMESTERがわずか4カ月でアルバム発表 http://natalie.mu/music/news/50738