BONNIE PINK全国ツアー完走、15年分の感謝を届ける

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BONNIE PINKの全国ツアー「BONNIE PINK TOUR 2010 "Dear Diary"」が、12月3日の大阪・なんばHatch公演をもって終了した。

ブラウスにフレアスカート、羽つきハットに加えステッキも持っていたBONNIE PINK。「魔法使いみたい?」と問いかけると観客から「カワイイー!」という声が飛んだ(写真は11月25日の東京・赤坂BLITZ公演の模様)。(Photo by 河本悠貴)

ブラウスにフレアスカート、羽つきハットに加えステッキも持っていたBONNIE PINK。「魔法使いみたい?」と問いかけると観客から「カワイイー!」という声が飛んだ(写真は11月25日の東京・赤坂BLITZ公演の模様)。(Photo by 河本悠貴)

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10月にリリースされた通算11枚目のアルバム「Dear Diary」を携えて行われた今回のツアー。ボニーのバックを固めるバンドには、鈴木正人(B)、八橋義幸(G)、白根賢一(Dr)、奥野真哉(Key/ソウル・フラワー・ユニオン)、NanaN.(Per)という気心知れたメンバーが集まった。

今回の公演は、今年デビュー15周年を迎えたBONNIE PINKの軌跡をたどるVTRからスタート。1995年から1年ごとにリリース作品やライブ活動などのトピックが次々とスクリーンに映し出される。そして観客からのあたたかい拍手に迎えられたボニーは、「Dear Diary」の2曲目に収録されている「Morning Glory」からライブを開始した。

前半は最新アルバムのナンバーを中心に進行。また、彼女がイスに座りながら歌うアコースティックコーナーでは、1stシングル「オレンジ」を、原曲で印象的なピアノではなくアコギとウッドベースで披露。既発曲も新鮮なアレンジで聴かせた。

さらに後半に差しかかると「LOVE IS BUBBLE」「Tonight, the Night」「A Perfect Sky」などのヒット曲を含むスペシャルメドレーを投入。これまで彼女の柔らかい歌声にじっくり耳を傾けていた客席も、心地良いビートに誘われ徐々にヒートアップ。終盤の「Is This Love?」ではボニーが「この曲のサビはすごい覚えやすいから一緒に歌ってね」とフロアに呼びかけ、コール&レスポンスが生まれる。本編ラストは彼女自身が今回のアルバムの中で一番好きな曲と語る、ストリングスが美しいミドルバラード「流れ星」で幕を閉じた。

アンコール1曲目は、代表曲のひとつ「Evil And Flowers」をバンド編成で披露。ファンの間ではピアノ弾き語りナンバーとして印象の強いこの曲だが、実は幻の“バンドバージョン”が存在し、こちらはほとんど客前で披露したことがなかったのだという。そして最後は「私、これを歌わないと帰れませんので」と微笑んで「Heaven's Kitchen」をプレゼント。15年分の感謝を曲に込めながら、極上のフェイクを響かせた。

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