今回イベントが開催されたベルサール渋谷ファーストは、この日オープンしたばかりの巨大イベントスペース。渡り廊下走り隊が同会場のこけら落としを担当することになり、会場には約1200人のファンが駆けつけた。
この日はお笑い芸人の響が司会を担当。最初に学生服を着た小林優介がステージに登場し、「ミツコ(相方の長友光弘が演じる女性キャラ)がセーラー服ってだけで、僕らが司会に選ばれた」と言って会場の笑いを誘った。
続いて、小林の呼び込みにより渡り廊下走り隊の5人がステージに登場。しかし、そこにはセーラー服を着てミツコになりきった長友を含む、6人組となった渡り廊下走り隊の姿があった。小林が「ひとりだけ幅がデカいのがいますが(笑)」と長友に突っ込むと、自己紹介の際に長友は「渡り廊下走り隊の6人目のメンバーになることにしました、“らぶたん”ことミツコです」と言って、本物のらぶたんこと多田愛佳をはじめ、メンバーたちから総ツッコミを受けた。
この後、お約束となった長友の「どーもすみませんでした」ネタが不発に終わると、いよいよ渡り廊下走り隊が新曲「ギュッ」をファンの前で披露。CD発売当日にもかかわらず、会場に集まったファンからは息の合ったコールが飛び交った。
1曲歌い終えると、メンバーはカシアス島田(島田紳助)が作詞を手掛けた「ギュッ」についてコメント。平嶋夏海は「本当に歌詞がカワイイ。曲中に出てくる『ギュッ』ってフレーズをよりよいものにするために、100回くらい言って、その中から選りすぐりのものが選ばれてます」と、自身のこだわりを語った。また、多田は「振り付けは、サビのところで個人個人が思い思いの『ギュッ』をしています」とダンスの見どころを説明した。
その後は「ギュッとされてドキドキするシチュエーション」についての質問タイム。平嶋は「ごはんを作っているときに、旦那さんが後ろからギュッとしてきたとき」、菊地あやかは「悩んでいるときに、『あやか、どうした?』と後ろからギュッとされたい」と答え、それぞれメンバー同士で実演してみせた。また、仲川遥香は「広い丘の上で、風になびかれながらギュッとされたい」、多田は「らぶたんはツンデレ王国の女王さまなので、部屋でひとりで泣いているときに、執事が入ってきて『ひとりで悩まないでください』と言われてギュッとされたい」と笑顔で回答。最後に渡辺麻友が、「たーっくさんのアルパカをギュッとしたい。100匹以上いるところに突進したい」とひとりだけ「ギュッとされたい」ではなく「ギュッとしたい」と答えて、ファンを笑わせた。
イベント終盤で、小林から「ぶっちゃけ『ギュッ』は何位を狙いたい?」と質問されると、渡り廊下走り隊の5人は声を揃えて「1位!」と即答。長友が「じゃあ1位を取れなかったらどうするんですか?」と詰め寄ると、平嶋はちょっと遠慮気味に「やっぱり3位以内に……」と苦笑いした。この流れから、もし「ギュッ」がオリコンウィークリーチャートで3位以内に入らなかった場合、次のリリースイベントで渡り廊下走り隊の5人がミツコのカツラを被るという罰ゲームが決定。メンバーは「(カツラを)被りたくないので、ファンのみなさん力を貸してください!」と笑顔で客席に語りかけた。
最後に5人は「完璧ぐ~のね」と、もう一度「ギュッ」を披露。大きな盛り上がりの中、新曲イベントは終了した。
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音楽ナタリー @natalie_mu
新メンバー・ミツコ加入!? 渡り廊下走り隊が新曲イベント http://natalie.mu/music/news/37067