フジファブ、後輩ユニゾン&先輩ハナレグミ迎えた東京編「フジフレンドパーク」大盛況

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フジファブリックの自主企画ライブ「フジフレンドパーク2017」の東京公演が、6月30日と7月1日にZepp DiverCity TOKYOにて開催された。

ハナレグミ with フジファブリック(撮影:河本悠貴)

ハナレグミ with フジファブリック(撮影:河本悠貴)

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6月26日にZepp Osaka Baysideで行われた大阪公演にはPerfumeをゲストに迎えて、コラボも披露して観客を魅了したフジファブリック。東京公演でも初日ゲストのUNISON SQUARE GARDEN、2日目のゲストのハナレグミと熱い競演を繰り広げた。

UNISON SQUARE GARDEN(撮影:木村泰之)

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初日公演はUNISON SQUARE GARDENが先陣を切りる。彼らは激しいギターリフが特徴の「サイレンインザスパイ」でライブをスタートさせ、ライブの定番曲「オリオンをなぞる」や「蒙昧termination」でオーディエンスのテンションを引き上げる。中盤では斎藤宏介(Vo, G)が「今日は『フジフレンドパーク』、最後まで楽しませていただきます」と口にし、勢いを加速させるように「天国と地獄」を投下。田淵智也(B)はアグレッシブなプレイで観客の視線を釘付けにしていく。さらに3人は「アイラブニージュー」や「桜のあと(all quartets lead to the?)」で会場を熱狂させ、最後は「シュガーソングとビターステップ」で締めくくった。

フジファブリック(撮影:木村泰之)

フジファブリック(撮影:木村泰之)[拡大]

フジファブリックは「夜明けのBEAT」でオープニングを飾り、「SUPER!!」や「Sugar!!」で会場に爽快な空気を送り込む。MCで山内総一郎(Vo, G)は「『フジフレンドパーク』はよく対バンとかである対決とかではなく、友達だったり、友達になりたい人を呼んで今年で4年目。ユニゾンはいつも曲を聴いていて、気が合うんじゃないかなと思ってオファーをさせてもらいました。素晴らしいステージ、どうもありがとう!」とMCで後輩に対する思いを語り、「田淵くんがすごい好きだと言ってくれた曲をやります」という紹介から「徒然モノクローム」を披露した。

フジファブリックと斎藤宏介(Vo, G / UNISON SQUARE GARDEN)のセッションの様子。(撮影:木村泰之)

フジファブリックと斎藤宏介(Vo, G / UNISON SQUARE GARDEN)のセッションの様子。(撮影:木村泰之)[拡大]

その後届けられた「Surfer King」では金澤ダイスケ(Key)がショルダーキーボードを光らせながら弾き、加藤慎一(B)がステージを動き回りながら演奏するなど、ユニゾンに負けぬアグレッシブなパフォーマンスを展開。盛り上がるフロアに向かって山内は「もう今日決めた! 来年もやります」と宣言していた。アンコールでは斎藤を交えて「若者のすべて」が披露され、オーディエンスをうっとりとさせた。

フジファブリック(撮影:河本悠貴)

フジファブリック(撮影:河本悠貴)[拡大]

「フジフレンドパーク」東京公演2日目は、フジファブリックが先攻を担当。「Surfer King」「SUPER!!」でスタートダッシュを切ったあと、山内は「『フジフレンドパーク』今日が最終日です。飛ばしていきます!」と宣言して「夜明けのBEAT」「カンヌの休日」につなげる。3人は先輩が対バン相手ということで気合いが入っているのか、エネルギッシュなステージを展開。「若者のすべて」でしっとりさせる時間も設けつつ、「Girl!Girl!Girl!」でハッピーなサウンドを奏でて自分たちの出番を終えた。

ハナレグミ with フジファブリック(撮影:河本悠貴)

ハナレグミ with フジファブリック(撮影:河本悠貴)[拡大]

続くハナレグミは山内のMCを引き合いに出し、「総くんが『先輩ですけど、もう友達です』と言ってくれたことがうれしかった」と「きみはぼくのともだち」を弾き語る。歌い終わると「今日は”ハナレフジ”ですからね」とフジファブリックのメンバーとサポートドラムのBOBOをステージに呼び込み、バンド編成でのパフォーマンスを開始した。

ハナレグミ with フジファブリック(撮影:河本悠貴)

ハナレグミ with フジファブリック(撮影:河本悠貴)[拡大]

永積崇の「今日は雨かもしれないけど、明日は晴れになるぜって歌を」という言葉に続いた「明日天気になれ」では、山内がギターからマンドリン、加藤がエレキベースからウッドベースに持ち替え、のどかなサウンドを奏でていく。永積のムチャ振りでくるりの「男の子と女の子」をカバーした中盤を経て、最後は「Jamaica Song」「今夜はブギー・バック」「ダンス2000」「FUNKYウーロン茶」がメドレーで披露されフロアを大いに踊らせた。

アンコールでは「まだやり足りない!」という山内の言葉で永積が再びステージへ。4人はフジファブリックの「ルーティーン」、ハナレグミ「家族の風景」を届けオーディエンスを楽しませる。そして「今年の『フジフレンドパーク』、大成功です。これからも続けていこうと思います。この楽しさを総括するような曲を」という山内の紹介からフジファブリック「LIFE」が奏でられ、イベントはフィナーレを迎えた。

「フジフレンドパーク2017」2017年6月30日 Zepp DiverCity TOKYO セットリスト

UNISON SQUARE GARDEN

01. サイレンインザスパイ
02. ワールドワイド・スーパーガール
03. オリオンをなぞる
04. 誰かが忘れているかもしれない僕らに大事な001のこと
05. 蒙昧termination
06. 天国と地獄
07. Silent Libre Mirage
08. アイラブニージュー
09. 桜のあと(all quartets lead to the?)
10. シュガーソングとビターステップ

フジファブリック

01. 夜明けのBEAT
02. TAIFU
03. SUPER!!
04. Sugar!!
05. 徒然モノクローム
06. ブルー
07. 銀河
08. カンヌの休日
09. Surfer King
10. 虹
<アンコール>
11. 若者のすべて
12. LIFE

「フジフレンドパーク2017」2017年7月1日 Zepp DiverCity TOKYO セットリスト

フジファブリック

01. Surfer King
02. SUPER!!
03. 夜明けのBEAT
04. カンヌの休日
05. ブルー
06. 若者のすべて
07. 徒然モノクローム
08. TEENAGER
09. Girl!Girl!Girl!

ハナレグミ with フジファブリック

01. きみはぼくのともだち
02. おあいこ
03. 大安
04. 明日天気になれ
05. SPARK
06. 男の子と女の子
07. 音タイム
08. サヨナラCOLOR
09. メドレー(Jamaica Song / Peace Tree / 今夜はブギー・バック / ダンス2000 / FUNKYウーロン茶
/ ダンス2000)
<アンコール>
10. ルーティーン
11. 家族の風景
12. LIFE

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