アニソン界初の野外フェス「ランティス祭り」大成功

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2009年11月1日 14:12 12

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2日連続でパワフルな歌声を聴かせてくれたJAM Project。

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初日のトリを務めた平野綾。

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2日目のトップバッター茅原実里。

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小野大輔

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ALI PROJECT

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スフィア

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後藤邑子

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椎名へきる

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両日1万人が集まった富士急ハイランド・コニファーフォレスト。夜には鮮やかなサイリウムが開場を埋め尽くした。

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イベントは両日とも大成功。アニソン野外フェスの大きな可能性が見えた2日間となった。

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今年で設立10周年を迎えたLantisレーベルが、9月26日・27日の2日間にわたり富士急ハイランド・コニファーフォレストにて、野外ライブイベント「ランティス祭り」を開催した。

アニメソングに特化したレーベルとして、数々の名曲を世に送り出してきたランティス。「ランティス祭り」はアニソンイベントとして前例のない“野外フェス”スタイルの大規模イベントとあって、開催前から大きな注目を集めていた。

アニメの聖地・秋葉原から会場までの直通列車「ランティスEXPRESS」の臨時運行、会場内を自由に行き来しながら人気のB級グルメが味わえる「ランティス屋台」など、ライブ以外の楽しみも盛りだくさん。両日程それぞれ1万人のアニソンファンが、この特別な空間を楽しんだ。

9月26日(1日目)

晴れ間が差す心地良い天気の中でスタートした初日。打ち上がる花火と出演アーティストを紹介する“煽り映像”に、期待感は否応なく高められていく。この日のステージに登場したのはJAM Project、yozuca*、瀬名、G.Addict(梶裕貴、阿部敦、寺島拓篤、堀江一眞)、MOSAIC.WAV、のみこ、麻生夏子、CooRie、中原麻衣、清水愛、畑亜貴、Ceui、Rey、milktub&UR@N、遠藤正明、marble、岩田光央、森久保祥太郎、小野大輔、鈴村健一、ALI PROJECT、平野綾の総勢22組。ビッグイベントならではのコラボなど、賑やかなパフォーマンスが長時間にわたり繰り広げられた。

記念すべきイベントのオープニングを飾ったのは、ランティスを代表するスーパーユニット、JAM Project。ランティスで最初にレコーディングされたJAMの出発点「鋼の救世主」や新曲「Battle No Limit!」など、ハイテンションなナンバーを4曲披露した。

影山ヒロノブ&遠藤正明という“業界一の雨男”2人を擁するJAMが2日間ともに出演するとあり、ファンやスタッフの間では開催前から野外でのライブを心配する声も。しかし、いざ蓋をあけてみれば予想を裏切る快晴。これを受けた2人の自虐的なMCに、客席からは大きな歓声が上がった。

イベントが中盤に差し掛かったころ、ゴスロリ風のドレスでステージに現れたのは、ランティス楽曲の作詞を数多く手がけてきた畑亜貴。独特な不思議キャラは昼間の野外ステージでも健在で、歌よりも前に「みんな、すれちがってるかーい」とおもむろにニンテンドーDSを取り出し、客席のファンと「ドラゴンクエスト9」の“すれちがい通信”を始める自由ぶり。そして、マンボアレンジの「死霊の館」、ラテン風ナンバー「どうしよう?」の2曲を披露し、1万人を笑いと感動の渦に巻き込んだ。

JAM Projectのメンバー、遠藤正明はグループとしての出演のみならず、ソロでも「Carry on」「LIFE」の2曲をパワフルに熱唱。さらに“本気のアニソンバンド”Reyのステージにもゲストボーカルとして参加し、イベント前日にリリースされたばかりの新曲「環境超人エコガインダー」でコラボした。

日没が近付いてくると、ステージ上の照明が明るさを増し、場内の雰囲気も少しずつ変わっていく。時間の経過を肌で感じられるのも、野外イベントならではの醍醐味だ。

後半戦、ステージの左右に設置されたスクリーンに次の出演者の名前が投影されると、観客席からは一斉に黄色い歓声が上がる。この日、会場には半数を上回るほどの女性ファンが詰めかけていたが、彼女たちの多くがお目当てにしていたのではないかという「おれパラ」四人衆の、岩田光央、森久保祥太郎、小野大輔、鈴村健一が次々と登場。。「ランティス屋台」でゆっくり食事を楽しんでいた女の子たちが、慌てて自分の席に走っている姿も見られた。

なお、彼ら4人は12月27日、両国国技館にてライブイベント「Original Entertainment Paradise “おれパラ” 2009」を開催する。ランティス男性声優アーティストが繰り広げる“史上最強の宴”をお観逃しなく。

続いて「ようやく闇の帳もおり、私たちの出番がやってきました」とALI PROJECTが登場すると、会場のムードは豹変。コニファーフォレストごと異次元に移動させたかのような幻想的な空間を作り出し、1万人の視線を釘付けにした。

そして、初日のトリを務めることになった平野綾は、鮮やかなピンクのツナギ姿で元気に登場。1曲目の「LOVE★GUN」から広いステージを全力で駆け回り、拳を振り上げて熱狂するファンの声援に応えた。「最初から飛ばしすぎちゃいましたけど、みんながここで力を出し切ってバイバイできるような曲を選びました!」というMCに続き、アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」新オープニングテーマ「Super Driver」のイントロが流れると、客席はさらにヒートアップ。ステージでは特効の火柱がリズムに合わせて燃え上がり、お祭りムードを高めていく。そしてラストはアップテンポなロックナンバー「RIOT GIRL」を熱唱し、大盛り上がりで1日目を締めくくった。

最後は出演した22組がステージ上に大集合。影山ヒロノブの挨拶が終わると、夜空に大量の花火が打ち上げられ、イベント1日目の大成功を祝福した。

9月27日(2日目)

2日目の出演アーティストは茅原実里、美郷あき、橋本みゆき、影山ヒロノブ、飛蘭、eufonius、結城アイラ、伊藤真澄、スフィア、後藤邑子、Little Non、新谷良子、速水奨、緒方恵美、椎名へきる、妖精帝國、栗林みな実、GRANRODEO、JAM Project、そしてランティス代表取締役・井上俊次が在籍した伝説のバンド、LAZY。総勢20組がバラエティ豊かなパフォーマンスを披露した。

2日目のトップバッターは茅原実里。会場のあちこちで彼女の全国ツアーで販売された「Parade」フラッグがはためく。もはやみのりんのライブには欠かせないアイテムとなったようだ。「ランティス祭り2日目いくぞー!」とかけ声を上げ、「Paradise Lost」「Tomorrow's chance」、そして彼女がランティスで最初に発表した「純白サンクチュアリィ」と3曲を歌い上げた。

薄曇りの中スタートした2日目だったが、影山ヒロノブがソロで登場する頃には、さらに雲行きが怪しくなってくる。「俺が出てきたぜー! 雨雲が近付いてきたぜー!」と笑いを誘いつつも、アコースティックギターを抱え、ブルースハープを吹き鳴らすと、一気にアーティストの表情へ。「Bang!Bang!Bicycle!」「30years3ounce」の2曲を熱唱すると、「ここでクイズです。ランティスの一番初めの曲はなんでしょう? もっとも古い僕が、ランティスの中でも一番新しい彼女と歌いたいと思います」と飛蘭を呼び込み、2人でランティス第1号楽曲「I'm in you」をデュエットした。

戸松遥、豊崎愛生、高垣彩陽、寿美菜子の声優4人組ユニット・スフィアには、とりわけ男性ファンからの熱狂的な声援が巻き起こる。彼女たちはこの舞台上で初めて、3rdシングル「風をあつめて/Brave my heart」、1stアルバム(タイトル未定)がリリースされることを発表し、大盛り上がりのファンをさらに喜ばせた。「風をあつめて/Brave my heart」は11月25日、そして1stアルバムは12月23日に発売されるので楽しみにしておこう。

後半戦、夜のとばりが降りる頃、巨大なスピーカーから聞き覚えのある少年の声が鳴り響いた。「エヴァンゲリオン初号機パイロット、碇シンジです!!」。ランティスの“超初期メンバー”緒方恵美だ。いきなりのファンサービスに、ちらつく雨も気にせず盛り上がる観客たち。シンガーとして直球のアニメソングを歌ったことのなかった緒方だが、この日はアニソンを意識して作ったという、先日デモ制作をしたばかりの新曲「Silent decide」を初披露した。

今年ランティスの仲間入りを果たしたばかりの椎名へきる、完璧に作り上げられた世界観と絶妙なユーモアで魅了した妖精帝國、沸き返る「みな実!!」コールの中で3曲を熱唱した栗林みな実と続き、そこで会場の空気が一変する。伝説のバンド、LAZYの歴史を振り返るドラマティックな映像がスクリーンに映し出され、キーボード井上俊次、ギター高崎晃、ボーカル影山ヒロノブがゆっくりと舞台に揃った。

高崎の超絶ギターに井上のオルガンが絡み付くDEEP PURPLEのカバー「Burn」のあとは、助っ人としてJAM Projectのメンバーも合流。LAZYの大ファンだった奥井雅美はステージ上でついつい涙ぐんでしまう。影山は「きっと雲の上から、2人も見守ってくれていると思います」と他界したメンバー田中宏幸(B)、樋口宗孝(Dr)への思いをつぶやき、LAZYの代表的ナンバー「感じてKnight」を熱唱。力強い演奏に、思わず胸を焦がしてしまった人も多いはずだ。

LAZYの勢いをそのまま引き継ぐ熱いパフォーマンスを披露したGRANRODEOのあとは、いよいよ大トリのJAM Projectを残すのみ……と、ここでまさかの奇跡が。ほとんど止みかけていた雨が、JAMの登場を待ち構えていたかのように降り始めた。自然現象をも味方につけた見事な“演出”で、お祭りムードは頂点に。「これが伝説の締めくくりだーッ!!」という影山の叫び声に、1万人が拳を上げて応えた。

「GONG」「牙狼~SAVIOR IN THE DARK~」「レスキューファイアー」とたたみかけ、ラストは「MOTTO! MOTTO!」のコール&レスポンスで盛り上がるライブアンセム「SKILL」で大団円。最後に出演アーティスト20組がステージに集まり、ライブの成功を祝いあった。全アーティストを代表して、影山が「この2日間でもらったものをみんなに返せるように、明日からランティススタッフと一緒にいいものを作っていくぜ!」とコメントすると、夜空に大きな花火が打ち上げられ、2日間におよんだ祭りはにぎやかに幕を下ろした。

なお、12月18日には、熱い2日間の模様を一冊にまとめた「ランティス祭り LIVE写真集」が主婦の友社より発売決定。翌日12月19日には、Shibuya O-EASTにて「ランティス祭り後夜祭」が開催される。

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