チームしゃちほこが昨日2月4日に大阪・Zepp Nambaにて、ライブイベント「乙女祭り2017」と「野郎NIGHT2017」を開催した。
「乙女祭り」はチームしゃちほこのバレンタインシーズン恒例のライブイベント。この公演では観覧エリアの最前ブロックに“乙女”優先エリアが設けられるため、会場には男女問わず身も心も“乙女”になったファンが集結した。今年の「乙女祭り」のテーマは「美少女戦士セーラームーン」。アニメのオープニングテーマとしておなじみの「ムーンライト伝説」が流れる中登場したチームしゃちほこのマネージャー“店長”こと長谷川ミネヒコ率いる“チームみねひこ”はチームしゃちほこ「乙女受験戦争」を披露。女装男性たちのパフォーマンスにも関わらずフロアは大盛り上がりとなった。
「そうはさせない!」と声を上げたのは「美少女戦士セーラームーン」のキャラクターに扮したチームしゃちほこ。彼女たちは秋本帆華はセーラームーン、咲良菜緒はセーラーマーキュリー、伊藤千由李はセーラーヴィーナス、大黒柚姫はセーラーマーズ、坂本遥奈はセーラージュピターの衣装にそれぞれ身を包み、「カントリーガール」をキュートに歌い上げた。その後5人は「夢でもいいの」や「Cherie!」といった2月22日に発売されるニューアルバム「おわりとはじまり」に収録されるナンバーを披露。「乙女祭り」恒例のカバーのコーナーでは咲良が西野カナ「トリセツ」、大黒が浜崎あゆみ「Boys & Girls」、伊藤がJUJU「やさしさで溢れるように」、秋本と坂本は水曜日のカンパネラ「桃太郎」をパフォーマンスした。秋本と咲良からなるRed Hono Blue Nappiesは「翼を授けてグローリア」を披露。最後に2人はレッドブルで乾杯し、曲を締めくくった。
「いいくらし」で始まった後半戦で5人は「ピザです!」や「もーちょっと走れ!!!」などを披露。観覧エリアにお菓子を投げ入れた「大好きっ!」を経て、チームみねひこをバックダンサーに従えてラストナンバー「乙女受験戦争」を熱演し、「乙女祭り2017」の幕を下ろした。
「野郎NIGHT」が開催されるのは2014年の公演以来3年ぶり。「乙女祭り」とは対照に、“野郎”の優先エリアが設けられるこのイベントには男装女性を含む大勢の“野郎”が集った。「野郎NIGHT」のステージに最初に現れたのはテレビドラマ「ごくせん」の“ヤンクミ”こと山口久美子になりきった伊藤。続いて不良男子高校生に扮した秋本、咲良、大黒、坂本が登場し、5人は「BASYAUMA ROCK」でライブをスタートさせた。その後彼女たちは「おわりとはじまり」に収録されるBLUE ENCOUNTの提供曲「START」をパフォーマンス。初披露にも関わらず観客とのコール&レスポンスで盛り上がり、会場に一体感を作り上げた。
ヤンクミならぬ“ヤンチユ”となった伊藤と不良役のメンバーたちはコントのようなMCで会場を笑わせる。ヤンチユが「3月21日に初のガイシホール公演があるので“とっとと”ガイシホールの準備をしなさい!!」と声を上げ、5人は「野郎NIGHT」バージョンの歌詞で「怪獣トットト」を熱演した。カバーのコーナーをはさみ、彼女たちは「おわりとはじまり」の収録曲で、チームしゃちほこのレーベルメイトである高橋優が提供したナンバー「なくしもの」を披露。後半では「トリプルセブン」や「ULTRA 超 MIRACLE SUPER VERY POWER BALL」といったアッパーチューンでオーディエンスを圧倒した。最後はメンバーそれぞれがヤンクミになりきり「みんなこれからもついてくれるよな!」とファンに呼びかけて本編の幕を下ろした。鳴り止まない歓声に応え、急遽行われたアンコールではじゃんけんによって決まった「勝手にハイブリッド」が披露された。
チームしゃちほこは3月21日に、かねてより目標に掲げていた愛知・日本ガイシホールでの単独公演を開催。2月25日の一般発売に先駆け、各プレイガイドでは先行販売を実施している。
TEAM SYACHIHOKO THE LIVE ROAD to 笠寺 おわりとはじまり at 日本ガイシホール
2017年3月21日(火)愛知県 日本ガイシホール
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