The東南西北、25年ぶりのオリジナルアルバム

久保田洋司がボーカル＆ギターを務める5人組バンド・The東南西北が、デビュー30周年記念日である明日11月21日にニューアルバム「コンパス」をリリース。全国のタワーレコードとライブ会場、The東南西北のオンラインショップ「コンパス ダイレクト」にて販売される。

セルフカバー音源を中心に新曲も収めた2012年発表のアルバム「re-flight」から3年半ぶり、オリジナルアルバムとしては1990年発表の「緑の国」以来25年ぶりとなる今作。久保田のクリアなハイトーンボイスと、色あせない魅力を放つメロディを13曲にわたって楽しめる。

なお、久保田と加納順（G）は関東、清水伸吾（B）と大池茂文（Dr）は広島・尾道にそれぞれ住んでいるため、今作は遠距離録音で制作が進められたとのこと。入船陽介（Key）は映像クリエーターとしての活動に全力を注いでいるためレコーディングに参加してないが、久保田はこれについて「The東南西北が5人であることは今も変わりません」とコメントしている。

なお、今年4月にリリースされたデビュー30周年記念シングル「春夏秋冬（はるなつあきふゆ）」はボーカルを新たに録音し直したアルバムバージョンで収録。同シングルに収録されていた「キミワラウト」「純情可憐」はリミックスバージョンが収められる。さらにアルバムの終盤には「Classic Tracks」と銘打って、1987年頃にライブで演奏するために作ったという「天竜ビューティフル」も収められる。