AAA、観客やスタッフ祝福の10周年記念日ライブで西島隆弘号泣

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AAAがメジャーデビュー10周年を迎えた昨日9月14日に東京・国立代々木競技場第一体育館にてアニバーサリーライブ「AAA 10th Anniversary Live」を開催。今年1月からの7カ月連続リリースシングルの購入者を対象に約1万2500人を集め、9月16日発売のニューシングル「愛してるのに、愛せない」からデビュー曲「BLOOD on FIRE」まで全14曲をパフォーマンスした。

スタッフからサプライズで贈られたケーキとともに記念撮影するAAA。 (写真提供:エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ)

スタッフからサプライズで贈られたケーキとともに記念撮影するAAA。 (写真提供:エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ)

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この日、AAAは派手な演出や特効を抑え、シンプルでアットホームなライブを展開。オープニングではこのライブのために制作された幅170cm、高さ120cmのケーキのオブジェが現れ、場内は10周年を祝うムードで早くも一体となる。メンバー7人は登場するなり2台のトロッコに乗り込み、アリーナ外周を回遊しながら「777~We can sing a song!~」「PARADISE」を歌って自分たちらしくファンと親しんだ。

「AAA 10th Anniversary Live」の様子。 (写真提供:エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ)

「AAA 10th Anniversary Live」の様子。 (写真提供:エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ)[拡大]

メインステージに戻ってからは「SHOW TIME」「I'll be there」といった楽曲で息の合ったエネルギッシュなダンスを展開し、ラブソングの「ぼくの憂鬱と不機嫌な彼女」や「愛してるのに、愛せない」では西島隆弘や浦田直也、宇野実彩子を中心に歌唱力の高さを感じさせるボーカルで魅了した。また後半は、“宇野先生”による手振りレクチャーからの「GAME OVER?」、タオル回しが恒例の「ハリケーン・リリ,ボストン・マリ」などを披露。MCタイムは、10周年にちなんで歴代の作品名をデビュー作から順に記憶を頼りに言っていくという遊びに全員で興じていた。

「AAA 10th Anniversary Live」の様子。 (写真提供:エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ)

「AAA 10th Anniversary Live」の様子。 (写真提供:エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ)[拡大]

続くメドレーはその中に登場した懐かしいナンバーも多数。再びトロッコに乗った7人は、カラーボールを客席に投げ込んだり、セルカ棒を使ってスマートフォンでメンバー同士の写真を撮ったりと、それぞれの方法でライブ空間を楽しんでいる様子だった。そして「ラストはAAAが始まったこの曲でいくぞー!」という浦田の言葉で、2005年9月14日発売のデビューシングル曲「BLOOD on FIRE」を投下し本編を締めくくった。

アンコールでは、10周年記念フラッグを掲げた約1万2500人の観客が「Birthday song」のトラックに乗せてAAAの誕生日を祝うように大合唱。再登場したAAAが同曲を歌い上げ、浦田が「AAAは皆さんのおかげで10歳になりました。本当にありがとうございます!」と言うと、スタッフからのサプライズで本物のケーキがステージに出現した。

「AAA 10th Anniversary Live」フィナーレの様子。 (写真提供:エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ)

「AAA 10th Anniversary Live」フィナーレの様子。 (写真提供:エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ)[拡大]

ケーキに喜び写真撮影を終えた7人は、横1列に並んで最後の曲へ。リーダーの浦田はメンバーを代表して「無事に10周年を迎えましたが、決して楽しいことばかりではなく、つらいこともありました。けれど今日9月14日、皆さんに温かく祝ってもらいステージに立てたこと、感謝しています」と述べ、そんなグループの道のりをつづったような歌詞の「夢ノカケラ」を送る。各々の感慨深い表情がスクリーンに映し出され、西島は涙で頬を濡らしながら歌う一幕もあった。浦田は「このライブが終わって後ろの階段を降りたら、AAAの11年目が始まります。もっともっとステップアップして素敵な歌とダンスを届けていけるようにがんばります」と決意新たに語り、ほかのメンバーも最後までファンに感謝を伝えていた。

なおAAAは、明日9月16日にシングル「愛してるのに、愛せない」とベストアルバム「AAA 10th ANNIVERSARY BEST」を2作同時にリリース。9月21~23日には山梨・富士急ハイランドで初の野外ワンマンライブ「AAA 10th Anniversary SPECIAL 野外LIVE in 富士急ハイランド」を開催する。

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西島隆弘 コメント

AAAはデビューして、グループとしての形ができるまでにすごく長い時間が必要で、AAAってなんだろうって、ずっと模索しながら走り続けてきました。そんな10年を経て、今こういった形でグループとして確立できて、自分たちにとってこの10年は本当に必要な時間だったんだなと実感しています。ずっと応援してくれた方たちには心から感謝しています。こうして10周年イヤーをいろんな形で実現している今の僕らの姿が、メンバーそれぞれのベストの状態であると思うし、アニバーサリーの総仕上げとなる代々木ライブや富士急の野外ライブでも最高のAAAを表現できるんじゃないかなって思っています。とはいえ、すでに自分の中では11年目、12年目のことを意識していて、今やっていることに全力を注ぎながらも、満足はせず、10年間で培ってきたものをブラッシュアップしながら、さらにその先へ進んでいきたいですね。

AAA「AAA 10th Anniversary Live」
2015年9月14日 国立代々木競技場第一体育館 セットリスト

01. 777~We can sing a song!~
02. PARADISE
03. SHOW TIME
04. I'll be there
05. LOVER
06. ぼくの憂鬱と不機嫌な彼女
07. 愛してるのに、愛せない
08. GAME OVER?
09. ハリケーン・リリ,ボストン・マリ
10. Lil' Infinity
11. メドレー(Friday Party~きれいな空~チューインガム~Shalala キボウの歌~Samurai heart -侍魂-~a piece of my word~出逢いのチカラ~Let it beat!~最強Babe~Climax Jump~DRAGON FIRE~BLOOD on FIRE)
<アンコール>
12. Birthday song
13. Wake up!
14. 夢ノカケラ

AAA「AAA 10th Anniversary SPECIAL 野外LIVE in 富士急ハイランド」

2015年9月21日(月・祝)山梨県 富士急ハイランド
2015年9月22日(火・祝)山梨県 富士急ハイランド
2015年9月23日(水・祝)山梨県 富士急ハイランド

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