amazarashi、感謝伝えたデビュー5周年ライブ

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amazarashiが昨日6月9日に東京・WWWにてデビュー5周年記念公演「APOLOGIES」を開催した。

amazarashiとは?

青森県むつ市在住の秋田ひろむを中心としたバンド。ステージとフロアの間に紗幕を張ったままタイポグラフィや映像を投影するというスタイルのライブを展開している。2009年12月に青森県内500枚限定の詩集付きミニアルバム「0.」を、翌2010年2月にその全国盤となる「0.6」をリリースした。その後2010年6月に「爆弾の作り方」をSony Music Associated Recordsから発表。2017年3月に初のベストアルバム「メッセージボトル」をリリースし、12月に4thアルバム「地方都市のメメント・モリ」を発表した。2018年11月に初の日本武道館公演「朗読演奏実験空間“新言語秩序”」を開催し、観客の持つスマートフォンと連動したライブを展開。2020年3月にアルバム「ボイコット」を発売し、4月からリリースツアーを開催予定だったが新型コロナウイルス感染拡大の影響で全公演が延期となった。6月に2018年11月に行った東京・日本武道館公演「朗読演奏実験空間“新言語秩序”」のライブ映像をYouTubeで無料公開。この配信のエンディングで初披露した「令和二年」を含む、音源「令和二年、雨天決行」を12月にリリースした。同月には自身初の配信ライブ「amazarashi Online Live 末法独唱 雨天決行」を開催。北海道札幌市にある建築家の安藤忠雄の設計による「頭大仏」にプロジェクションマッピングを施し、一夜限りの“雨曝大仏”を舞台にしたライブの模様を国内外のファンに向けて配信した。2022年4月に約2年ぶりとなるオリジナルアルバム「七号線ロストボーイズ」をリリース。5月から6月にかけてホールツアー「amazarashi Live Tour 2022 『ロストボーイズ』」を開催する。

amazarashi 5th anniversary live「APOLOGIES」WWW公演の様子。(提供:ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ)

amazarashi 5th anniversary live「APOLOGIES」WWW公演の様子。(提供:ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ)

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amazarashi 5th anniversary live「APOLOGIES」WWW公演の様子。(提供:ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ)

amazarashi 5th anniversary live「APOLOGIES」WWW公演の様子。(提供:ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ)[拡大]

2010年6月9日発表のミニアルバム「爆弾の作り方」でメジャーデビューし、本日5周年の記念日を迎えたamazarashi。秋田ひろむ(Vo, G)とギタリスト、ベーシスト、ドラマー、キーボーディストの5人は、前面に紗幕が下ろされたステージに登場して「ポエジー」からライブをスタートさせた。彼らはライブ定番曲に加え、オフィシャルモバイルサイト「APOLOGIES」で募集されたファンからのリクエスト曲として「ポルノ映画の看板の下で」「自虐家のアリー」「14歳」の3曲を組み込んだセットリストを披露。さらに秋田による劇的な朗読が観客の胸を打ったポエトリーリーディング「しらふ」を挟み、ライブ初披露曲となる「ヨクト」が届けられると、場内には大きな拍手が鳴り響いていた。

MCで秋田はデビュー5周年を迎えたことについて「デビュー5周年。特にこれといった感慨もないんですけど、こういう機会でもなければ皆さんに感謝の言葉を伝える機会もなかったので、このライブをやることにしました。ありがとうございます」と淡々と語った。またライブ後半には「運命って今振り返れば、ほかに選択肢がなかっただけなんじゃないかなって最近思ってて。止むに止まれない選択肢で、ここまでこれました。ワイたちの運命を変えた曲です」と話してから、インディーズ時代に発表した1stミニアルバムのタイトルナンバー「光、再考」をたおやかに歌い上げた。

ライブの終盤、秋田は「次のライブとか、1年後とか10年後も20年後も、『またamazarashi聴きてえな』ってときに会いに来られるようになりたいです。また会いましょう、ありがとうございました」と自らの思いを述べてから、「後期衝動」「空っぽの空に潰される」でダイナミックな演奏を聞かせる。そしてラストに幻想的な世界観の「スターライト」を届けて本編を締めくくった。アンコールでは秋田が1人でステージに登場し、アコースティックギターを抱えて「僕が死のうと思ったのは」で力強い歌声を響かせた。

終演後には場内で8月19日にリリースされる2ndシングル「スピードと摩擦」の表題曲が初解禁された。同曲はフジテレビ「ノイタミナ」枠で放送されるアニメ「乱歩奇譚 Game of Laplace」のオープニングテーマとして7月よりオンエアされる。なおamazarashiは8月16日に東京・豊洲PITにて3D映像を駆使した5周年記念ライブを開催する。

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amazarashi 5th anniversary live「APOLOGIES」
2015年6月9日 WWW公演 セットリスト

01. ポエジー
02. ジュブナイル
03. 季節は次々死んでいく
04. 夏を待っていました
05. ポルノ映画の看板の下で
06. 性善説
07. 雨男
~ポエトリーリーディング「しらふ」~
08. ヨクト
09. ヒガシズム
10. 冷凍睡眠
11. 光、再考
12. ナモナキヒト
13. 自虐家のアリー
14. 14歳
15. 後期衝動
16. 空っぽの空に潰される
17. スターライト
<アンコール>
18. 僕が死のうと思ったのは

amazarashi 5th anniversary live 3D edition

2015年8月16日(日)東京都 豊洲PIT

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