乃木坂46若月佑美、“女性ならではの美しさ”見せる主演舞台が本日開幕

乃木坂46の若月佑美が主演を務める舞台「ヴァンパイア騎士（ナイト）」が東京・博品館劇場にて本日1月21日に開幕。開演に先駆け本日、同会場で出演者の囲み取材が行われた。

「ヴァンパイア騎士」は樋野まつりの同名マンガを舞台化した作品。名門学園で“夜間部の生徒全員が吸血鬼”という秘密を守る「守護係」である主人公・黒主優姫と、吸血鬼たちとの交流が描かれる。若月は黒主優姫を担当。そのほか玖蘭枢役にAKIRA（DISACODE）、錐生零役にルウト、紅まり亜役に荻野可鈴（夢みるアドレセンス）など、キャストにはすべて女性が配された。

本日行われた囲み取材には主演の若月に加え、AKIRA、ルウトが登壇。舞台の見どころについて若月は「キャスト全員が女性なので、女性ならではの美しさが出せるんじゃないかな」と語り「（自身が演じる）優姫ちゃんが零と枢先輩の間で揺れ動く心情を観てほしい。舞台に立ったときは本当に優姫として零のことを思い、枢先輩のこともカッコいいなあと感じます。普段の私じゃない私がいると思います」と語る。続けてAKIRAは「歌あり、殺陣あり、ダンスありの迫力満点の舞台を楽しんでほしい」と述べ、ルウトは「女の強さ、たくましさを観ていただければ」と話した。さらに苦労した点を聞かれた若月は「明るさです……」と苦笑。「私普段そんなに明るい人間じゃないので、自分的には明るくしてるつもりだったんですけど、稽古がスタートしたときは『目が死んでる』と言われたので、まずは笑顔の練習から始めました」と明かし「でも最近はようやく笑顔が出てきたと言われます！ そこが苦労した点でもあり、一番観ていただきたいところでもあります」と力強く答えた。

また乃木坂46の中で男装が似合うメンバーを尋ねられた若月は西野七瀬と回答。しかし「でも自分が一番サバサバしてるので、自分ですかね（笑）」と続けた。最後に舞台の意気込みを「上演が終わってしまっても、誰かの会話に出てきたり心の中にずっと留まっているそんな舞台を作りたいなと思って今日までやってきたので、それが実現できるようにがんばりたいと思います」と口にし、取材を締めくくった。