「ここからがスタート」華原朋美、7年ぶり単独公演で涙

2013年11月14日 22:56 111 1 音楽ナタリー編集部

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華原朋美が本日11月14日に東京・青山劇場にて約7年ぶりとなる単独コンサート「DREAM ～TOMOMI KAHARA CONCERT 2013～」の初日公演を開催。武部聡志をはじめとするバンドメンバーや4人のダンサーとともに2時間半におよぶパフォーマンスを披露した。

華原朋美「DREAM ～TOMOMI KAHARA CONCERT 2013～」初日公演の様子。

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MCでは友人や家族に向けて丁寧に感謝を伝えていた華原朋美。

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今回のコンサートは歌だけでなく、失恋の経験や薬物依存症との闘いなど過去を赤裸々に語る朗読や、ダンスコーナーも用意され、“新しい華原朋美”をアピールする内容となった。温かな拍手と「朋ちゃーん！」という声援に迎えられた彼女は、デビュー曲「keep yourself alive」を筆頭に、「I BELIEVE」「I'm proud」といった過去の大ヒット曲や復帰曲となった「夢やぶれて ‐I DREAMED A DREAM‐」を美しいハイトーンボイスで熱唱。歌詞の言葉を1つひとつ噛み締めるように歌い上げ、目の前の観客を魅了していく。

冒頭のMCで彼女は涙ぐみながら波瀾万丈の自身の人生について触れ、「ダメな人生でよかったなって思う瞬間もあります。でもここからがスタートなんだなって。これが今の私です」と口にし、大きな拍手を浴びていた。

またコンサート後半のMCでは、「1年半前はこんな姿は想像できなかったし、復帰できなかったら、またお父さんのいるフィリピンに戻ろうかと思ってた」と復帰後の劇的な日々をしみじみと振り返った華原。「まだまだ自分は100%じゃないし、ちょっとくらい心が病んでるときがあるかもしれない。100%を目指したいけど、100%の人なんていなくて。私はこんなことじゃ収まりそうにありません。でも、今日の日のことは本当のことで。今日のことはずっとずっと忘れません」とファンに約束し、単独コンサートの初日に幕を下ろした。

「DREAM ～TOMOMI KAHARA CONCERT 2013～」は、明日11月15日に青山劇場、11月25日に東京・NHKホールで行われる。