ハナレグミ、ツアー最終公演でスナック舞台に180分大騒ぎ

1

505

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 134 152
  • 273 シェア

ハナレグミが9月25、26日の2日間にわたり東京・Zepp Tokyoで「ハナレグミツアー だれそかれそ」の最終公演を開催。9月25日の公演はアンコールを含めて全24曲が披露され、趣向を凝らしたステージで観客を楽しませた。

カラオケ風の映像をバックに歌うハナレグミ(Photo by RUI HASHIMOTO -SOUND SHOOTER-)。

カラオケ風の映像をバックに歌うハナレグミ(Photo by RUI HASHIMOTO -SOUND SHOOTER-)。

大きなサイズで見る(全7件)

ハナレグミ(Photo by RUI HASHIMOTO -SOUND SHOOTER-)

ハナレグミ(Photo by RUI HASHIMOTO -SOUND SHOOTER-)

大きなサイズで見る(全7件)

ハナレグミ(Photo by RUI HASHIMOTO -SOUND SHOOTER-)

ハナレグミ(Photo by RUI HASHIMOTO -SOUND SHOOTER-)

大きなサイズで見る(全7件)

この日の舞台にはスナックをイメージしたセットが組まれており、1人でステージに登場した永積崇は「いらっしゃいませ。今日は長いよー」とさっそく観客の期待を煽る。そして「あなたの街にもスナックってありますよね。入りたいけど入れない。今日その夢叶えましょうよ。そのスナックにはこの電車を使って行きます」と言って「中央線」の弾き語りからライブをスタートさせた。

2曲目「大安」の途中で今回のツアーのバンドメンバーが加わると、彼らはそのまま「プカプカ」「愛にメロディ」を演奏。オーディエンスは体を揺らしながら陽気なサウンドに身を委ねる。続いてハナレグミは「接吻 Kiss」や「多摩蘭坂」をしっとりと歌い上げ、再び弾き語りで「誰もいない」と「男の子と女の子」を披露した。

「いっそ セレナーデ」を甘い歌声で聴かせたあとのMCでは、滋賀・彦根のスナックに入ったところ、なぜかハイボール3杯でベロベロに酔っ払ってぼったくられたというエピソードを紹介。「この曲のフリのためなんですけどね」と語って「ウイスキーが、お好きでしょ」を演奏し、ノスタルジックな空気を場内にもたらした。

ライブ後半、ハナレグミは「日本酒と焼酎がピッタリの『ラブリー』をご用意しました」と曲紹介をして「ラブリー」を華やかなアンサンブルに乗せてパフォーマンス。さらに「みんなカラオケやりたくない?」と言うと、舞台後方にはカラオケ風の映像が映し出され、ステージはより一層スナックの雰囲気に。ハナレグミは歌詞の世界観に合わせて撮り下ろされたPVとともに「GEE」「GOLDFINGER'99」「いい湯だな」「ワインレッドの心」「赤いスイートピー」「ラブ・イズ・オーヴァー」を立て続けに歌っていく。「ワインレッドの心」のPVでは永積本人が玉置浩二に扮し、場内が大爆笑に包まれる場面も見られた。そんな凝った演出に会場の熱気が冷めやらぬ中、彼は「明日天気になれ」を軽快に歌い、最後はバラード「空に星があるように」を届けて本編は終了した。

アンコールに1人で姿を見せたハナレグミは「エイリアンズ」を静かにじっくりと歌い上げると、深々と頭を下げてステージを後にする。ダブルアンコールでは一転して元気よく登場し、「このスナックに突然のお客さんが来てるみたいなんですよ。すごい人来てるぜ!」と言って東京スカパラダイスオーケストラを紹介。予想もしない展開に客席からは大歓声が沸き起こる中、彼らは「オリビアを聴きながら」「追憶のライラック」をハイテンションでプレイした。最後はハナレグミとツアーメンバーで「ガラス越しに消えた夏」をしっとりとパフォーマンス。冒頭の「今日は長いよー」という言葉通りライブは3時間におよび、大盛況の中で幕を閉じた。

ハナレグミ「ハナレグミツアー だれそかれそ」
2013年9月25日 東京 Zepp Tokyo セットリスト

01. 中央線(THE BOOM)
02. 大安
03. プカプカ(西岡恭蔵)
04. 愛にメロディ
05. レター
06. 接吻 Kiss(ORIGINAL LOVE)
07. 多摩蘭坂(RCサクセション)
08. 誰もいない(BO GUMBOS)
09. 男の子と女の子(くるり)
10. いっそ セレナーデ(井上陽水)
11. ウイスキーが、お好きでしょ(SAYURI)
12. ラブリー(小沢健二)
13. GEE(少女時代)
14. GOLDFINGER'99(郷ひろみ)
15. いい湯だな(ザ・ドリフターズ)
16. ワインレッドの心(安全地帯)
17. 赤いスイートピー(松田聖子)
18. ラブ・イズ・オーヴァー(欧陽菲菲)
19. 明日天気になれ
20. 空に星があるように(荒木一郎)
<アンコール>
21. エイリアンズ(キリンジ)
<ダブルアンコール>
22. オリビアを聴きながら(杏里)
23. 追憶のライラック(東京スカパラダイスオーケストラ)
24. ガラス越しに消えた夏(鈴木雅之)

※カッコ内はオリジナルアーティスト

この記事の画像(全7件)

読者の反応

  • 1

音楽ナタリー @natalie_mu

ハナレグミ、ツアー最終公演でスナック舞台に180分大騒ぎ http://t.co/AbsGEGErGa #ハナレグミ

コメントを読む(1件)

リンク

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 ハナレグミ の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。