2019年に初演された舞台「サザエさん」は、テレビアニメ版から10年後の磯野家を描いた作品。2022年にはそこからさらに数年後を描く第2弾が上演された。今回は、2019年の第1弾が
開幕に際し、藤原は「2019年公演と同じ脚本ですが、読んでいても感じ方が当時と全然違うなと思いました。フレッシュなメンバーを迎えて、新風が吹き込んできたな、というワクワク感もあります。前回の2022年公演でコロナ渦を経験して、心のつながりの大切さを脚本から再認識しました。『サザエさん』がアニメ放送開始55周年を迎えてもなお人々から愛されているのは、みんなが誰かのためにエネルギーを使えるファミリーだからだなと思っています。観に来ていただいた方が、『大切な人を思い出すな』『なんだか昨日よりも優しく生きられるな』と、そんなふうに劇場を出ていただければうれしいです」と思いを語る。
葛山は「新しいキャストの方々が本当に個性的で、いつもパワーをいただきながら稽古していました。一緒に芝居をする中でも、それぞれ違いがあり大変面白いです」と明かす。草川は「本当の家族になったような和気あいあいとしている現場で、とても楽しくやらせていただきました」「明治座に立てて、(自分の)おばあちゃんが喜んでいたのが小さな幸せです」と語り、佐藤は「(カツオ役に決まったときから)いろいろな方から『カツオ!』と呼ばれることが多くなり、本当にありがたい限りです」「差し入れがすごく豪華で、特に紀香さんが毎日のように美味しいものを入れてくださるので、本当に幸せにです。ちょっと太りました(笑)」と場を和ませた。
平尾は「ワカメ役は、同じ坂道グループや48グループの先輩から受け継いだので、とても光栄だなと思っております。最初はとても緊張していましたが、共演者の皆様が『ファミリーだから!』と言ってくださり救われました」と感謝を述べる。藤代は「今回が初舞台で演技も初めてで緊張していますが、皆さんがアドバイスをくれたり励ましてくれたりして、とても楽しい毎日が過ごせています」と話し、松﨑も「初舞台なので緊張していますが、自分の演技を見せることができるのは本当にうれしいです。温かい目で見てください(笑)」と呼びかけた。
酒井は「再演なので稽古も短く終わるのかなと思っていたんですけど、みっちり稽古しました(笑)。田村さんの演出がすごく的確かつ論理的で、どういう芝居にしたいかがよくわかるので勉強になりましす。本当に面白い芝居になりました。僕も爪痕をくっきり残します」とアピール。高橋は「割烹着を着て家庭を守る主婦の役というのは、最近はほとんどありませんでした。いつも料理を作ったり、子供たちの心配をしたり、そんな毎日を過ごすフネを演じさせていただけることがとてもうれしいです。日本人で知らない人はいない作品ですが、+αのものがこの舞台にはあるのではないかと思っております」とコメント。松平は「仕事を定年退職した磯野波平はもう希望がない、そんなところから物語がスタートします。成長した子供たちとの別れなど、笑ったり悲しんだりといった人間模様や家族の絆を、まだ観たことがないお客様も以前観てくださったお客様も楽しんでいただける作品に仕上がっていると思います」と期待を込めた。
上演時間は約3時間30分。東京公演は17日まで。その後、7月5日から8日まで大阪・新歌舞伎座でも上演される。
舞台「サザエさん」
2025年6月5日(木)〜17日(火)
東京都 明治座
2025年7月5日(土)〜8日(火)
大阪府 新歌舞伎座
スタッフ
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